【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

国立公園釧路湿原上空450m!

二つの国立公園に囲まれて住んでいる。ひとつは、阿寒湖、摩周湖、屈斜路湖などを含む、阿寒国立公園。もうひとつは、丹頂鶴の生息地として知られる日本最大の湿原、釧路湿原である。 その釧路湿原の上空を再び飛ぶ機会に恵まれた。 名物の霧が晴れてきた朝4…

ノーザン・ハワイアン(北のハワイアン)

SFファンタジー作家「レイ・ブラッドベリ」の短編には、水星が舞台のストーリーがよく登場する。例えばこんな具合だ。 一週間は雨で始まり、雨で終る。雨は延々と降り続き子ども達を閉じ込める。ただ、1日のうちホンの1時間だけ太陽が出る。子ども達は、嬉…

 「幸せ探し」!

♪三つの葉は 希望信仰 愛情のしるし 残るひと葉は幸 求めよ疾(と)く その葉♪ 年配者、ことに女性にはこの歌詞を覚えてる人も多いんじゃないだろうか?アイルランド民謡「四葉のクローバー」(R.E.ロイテル・訳吉丸一昌)の一節だ。 明治14年(1881年)小学…

化ける!

もう何十年も売れなかった。だが、彼女はメジャー歌手を目指してた。 ドサ回りや地方のキャバレーなどで酔っ払いのオジサンたちにお酌をしながら、いつかはNHK紅白歌合戦への出演を夢見ていた。「諦めてなるものか!」 ある日突然、レコードが売れ始めた。 …

「たんぽぽのお酒」

夏も近いというのに、阿寒では「雪」が降ってる!純白の「雪片」が次から次へと西風に舞い、降ってくる。いまにも町中が「雪」に埋もれそうだ。 「雪」の正体は、実はタンポポの綿毛。この2〜3年で急激に生存圏を広げた張本人である。 一体震源地はどこか、…

 独活の大木

独活。なぜこの文字を「ウド」と読むんだろう? 開いてみれば「独り」「活きる」である。“山独活”ともなれば、世間の風など我知らず。泰然自若の仙人みたいな趣がある。 だが、山ウドは株となって群生してることも多い。決して「独りで活きてる」ワケじゃな…