【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

タラノメ!愛称タランボ!

5月も末、ようやく暖かくなってきた。道東の晩春の到来である。 暖かさに誘われて庶路(ショロ)の山中に出かけた。山菜の王様タラノメ(自分では山菜の中でイチバンえらい奴だと思ってる)に謁見、ご褒美を頂戴するためだ。 結果はご覧のとおり、過分なる分…

オンネトー!

「神秘的」というのはこういう光景を言うのだろう。まさに「息を呑む」色である。 芸術家がどんなにがんばっても、この深い青さをパレットの上で再現するのはムリと思う。 阿寒国立公園内オンネトー(アイヌ語で年老いた湖、沼の意)の湖畔に立っていた。半…

サクラサク!

いまの大学受験生には思いも寄らないだろうが、半世紀前、地方の受験生は受験が終ると大抵、結果の通知を電報連絡代行屋に頼んだ。 文面は、合格なら「サクラサク」不合格なら「サクラチル」。結果を見に来るためには交通費が嵩むからである。桜が咲くと、そ…

口蹄疫予防対策!

宮崎県に口蹄疫の非常事態宣言が出された。宮崎県の苦悩が思いやられる。 だが、この疫禍は全国の酪農家や畜産業者にとっては人事じゃない。 現に10年前の2000年には、92年ぶりに発生した口蹄疫(これも宮崎県だった)が、北海道にも飛び火した。 今回も感染…

植物の体内環境!

ホンの3週間前に芽を出したばかりだった水仙が満開になった。驚くばかりの成長スピードである。 そういえば数日前にはまだ小さな緑の葉っぱだったタンポポも一斉に黄色い花をつけ始めた。 阿寒は、寒かったり、暑かったり。最高気温が6℃ぐらいの日もあれば、…

 名水ウォーター・ビジネス!

「東京は世界有数のウォーター・ビジネスの街だ」大先輩は誇らしげに言った。 「東京の水は世界一美味しい水として売り出してますからね」。そう応えると大先輩はニヤリと笑った。「うん、銀座、赤坂、新宿、池袋、みんなウォーター・ビジネス・・・“水商売”で溢…

 野良仕事の制服!

背広が、一応ビジネスマンの制服であるとすれば、野良着は野良仕事のための制服である。だが、このふたつの制服には大きな違いがある。 背広はやはりパリッとしていて清潔なものがよい。が、野良着はできるだけ汗と土の香が染み込んだ古いものがいい。なぜか…

  こどもの日!少年の日!

5月5日は子供の日である。少年の日でもあり、少年の心を持ったすべての人の日と言ってもいい。しかも休日である。 こんな日は、やはり家に篭ってはいられない。 暫くぶりで釧路湿原上空へ運んでもらった。 湿原は季節によってさまざまな表情を見せてくれる。…

 アイヌネギ(行者ニンニク)大収穫!

快晴である。この分だと昨日と同じ22℃にはなるだろう。 昨夜、義弟からの電話でアイヌネギ採りを約束してあった。約束より20分早く義弟到着。かなりコーフン状態である。お茶を飲んでから出かけた。 写真は収穫したアイヌネギの十分の一ほどの量である。わず…

春爛漫!

いきなり22℃になった。ようやく“春”を実感できるようになった。 こうなると、冬が長かっただけに人も動物も植物も活発に動き回るようになる。 ことに植物の成長スピードは、眼を見張るほどだ。昨日まで首を垂れてた福寿草は満開になり、水仙は大げさじゃなく…