【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

2023-01-01から1年間の記事一覧

「エナガ」

※またガラス窓にぶつかったんだろうか、小鳥が蹲ってる。あぁ、可哀そう・・・でも動いてるなぁ。近づいてみると何と「エナガだ!」。暫くは見なかったが、最近その可愛いい容姿、生態などで人気急上昇中!シジュウカラの仲間であるエナガ科の小鳥だ。 (「…

「愛すランド」

※-13℃。予報どおり10cm強の積雪。真っ暗な闇の中、除雪車の重低音が響く。今季初出動だ。やれやれ、朝イチで雪掻きしなきゃなるまい。今シーズンの「アイスランド」の始まりだ。強風注意報が出てるから、体感温度、-20℃にはなるだろうなぁ。 (午前7:00。…

「アルツハイマーは感染する?」

※アルツハイマー型認知症(30年前は痴呆症と言ってた)が近い将来30万人に達すると聞いて、戦々恐々とした記憶がある。が、最新予想では25年に約700万人、高齢者の5人に1人がなると。原因は十分に解明されてないし、根本的な治療法も見つかってない。 ※近年…

「『アレ』っ?」

※カーテンを開けたら、「あれっ、雪だ!」った。ほんの2~3cmの積雪だが予報では晴れだったので「あれっ?」っとなったわけだ。同じ「あれ」でもカタカナの「アレ」は、違う。カタカナの「アレ」は、数日前に発表されたユーキャンの流行語大賞だ。 ※ノミネ…

「The・Cat’s」

※愛猫クルルが膀胱炎で通院してた最中、「ニューズウィーク」が届いた。『ニャーズウィーク 猫特集」。サブタイトルには「ホントの猫の気持」とある。「スゴイっ!クルルがシンクロニシティを引き起こした」。クーちゃんを横に、貪り読んだ。 (撮影のために…

「先祖返り」

※金沢を中心に岐阜、北陸地方を旅行してきた友人がお土産をくれた。「辣韭の漬物。フツーの辣韭よりも大分小さい」という。説明によると、普通の辣韭を土に埋めたまま冬を越させると翌年、分結。『先祖返り』して小さくなる。「それを漬けた逸品」。 (味は…

「人間?バカな生きもんだよねぇ!」

※『「シロ~っ、シロ~!」。あ、オイラを呼んでるなぁ。おやつタイムかも知れない。行ってみよう。お、やっぱりおやつタイム、でも、おやつ係の外にもう一人いるなぁ。あらら、隣のジイチャンだ。じゃぁ大丈夫、彼奴は何時も手は出さないから・・。 (葉が落…

「町は、3週間燃え続けてる」

※最近、世界中で山火事が勃発してる。だが、標題は紅葉の話だ。「北海道はでっかいどお」。九州、四国。中国地方を合わせたほどの面積がある。当然、東西南北、さらには標高差でも、紅葉状況はまったく違う。 (行政センター前庭の紅葉。2週間ほど前に撮影…

「【遊ぶ門には福来る】」

※「全米遊び研究所」精神科医のスチュアート・ブラウンは言う。「”睡眠不足”と”遊び不足”の間には生物学的な相似があると言って差し支えないだろう」・・・遊びに対する欲求は、食事や睡眠、セックスと同じくらい根元的なものらしい。(NW10/3日号より) (…

「冬将軍の足音、迫るっ!」

※軍靴の迫る音がハッキリ聞こえてきた。落ち葉が急増、すでに裸木になった樹も。ミヤマカケスは小分隊でオンコ(イチイ)の陰を動き回り、アカゲラも夏場より遥かに接近。すぐ近所で冬眠前の子連れ羆が、釣り人を襲った生々しいニュースも届く。 (威張るミヤ…

「どもならん!」

※今年2月1日、心タンポナーデという心膜疾患により、出先で突然死した義弟のタケちゃん。口癖は、「どもならん!」(北海道弁で、どうにもならない)だった。昔から、好きなフレーズだったが、今、妙に懐かしく感じられる。 (一部の葉は一度も緑化すること…

「”Travel”は”Trouble”」

※「Travel」の語源は「Trouble」だという説がある。その伝で行けば、今回の一族旅は出だしから、その語源をなぞったものだった。というのも出発前、義妹から電話があり、「交通規制が掛ってるから、通れる道を調べて、探してきてくれ」と。 (道東道も含めて…

「これからは、地球『沸・凍』時代?」

※9月に入るや否や、待ち構えてたように恒例のHBC”ご長寿企画クイズ”が発表された。今年は第24回目に当たる。そのクイズとは何と「札幌初雪クイズ」・・・「今年札幌に初雪が降るのは何月何日何時何分でしょう」というものだ。 (5月中旬の「春紅葉」からその…

「名作映画!ひまわり」

※ラストシーンに涙を見せなかった観客は殆どいないだろう。1970年昨製作。イタリア映画「ひまわり」。モスクワ行の汽車に乗るマストロヤンニを見送るソフィアローレン。二度と会えはしない元夫婦。これほど哀しい映画は自分にとっても始めてだった。 (今夏…

「大発見、植物も”痛ててっ”、”痛ててっ”!」

※植物学の進歩は目覚ましい。「植物は害虫などに攻撃された時、攻撃されてない葉に虫が嫌がる物質をつくり、防御機能を働かせる」という驚異の研究結果を当ブログで書いたばかりだ。が、埼玉大学理工学研究科豊田正嗣教授はもっと大発見をしたらしい。 ※植物…

「元気なのは蝶と百合だけ」

※ともかく暑い。北海道は、昨日までに40日連続真夏日を新記録を樹立。札幌はなんと今夏3日目の猛暑日を観測。ツツジは夏バテ、あまりの酷暑に桜が咲いたというニュースもありました。続く熱帯夜、80%~100%の高湿度、もはや道民も動物も瀕死状態。 (アゲ…

「ドロ喰い」

※8月15日付の道新朝刊でドキッとする見出しを見つけた。【ササが一斉に開花した】。なぜ恐ろしいのか?恐怖の理由は、SF作家半村良の「妖星伝」にある。半村は書いた。『ササの花の一斉開花は、飢饉、やがては人類滅亡の不吉な前触れ』だ。 (写真はクマザサ…

「人の不幸は蜜の味」

※早朝7:00、電話が鳴った。岩さんからだった。「起こしちゃ悪いと思って、トウキビ、玄関前に置いておいたから」。玄関を開けると、朝採りのトウモロコシとトマトが置いてある。「ピュアホワイトだ」。彼は今年、ホワイトコーンを育ててる。 (白い宝石・・…

「招待客は、危険生物」

※フッと気になることがあった。庇を見上げてみると案の定、去年と同じ場所に小さな盛り上がりが見える。「スズメバチが去年と同じ場所に巣を作り始めた」。早速、業者に連絡すると「高圧洗浄水で壊せないか?」と言う。検討の結果、ムリだと分かった。 (危…

「おやつ」

※暑いっ。ここんところ、阿寒でも猛暑日に近い日々が続く。しかも、信じられないことにこの気温、あと1週間は続きそうなのである。かつては、「夏は暑いほうがいい」と豪語してた自分だが、カラダが北海道仕様になってしまったのか、青息吐息だ。 (クルルも…

「ク、クマが来たっ!」

※ソイツは突然出現した。噂には聞いてたけど目にしたのは初めてだ。「カメラ、カメラっ!」。慌ててレンズを向けるが、木の枝が邪魔して上手く撮れない!玄関ドアをそっと開ける。逃げないだろうか。が、心配は無用だった。人間を恐れる様子はないっ。 (最…

「【共存】か?【共生】か?」

※信州小布施から帰寒して早くも2週間、驚いたのは連日報道される羆のニュースの多さだ。今年は特に多い。自分はまだ出会ったことはないが、思い返せば故郷小布施じゃ2回、出会ったことがあった。阿寒に生息する羆じゃなく、月の輪熊である。 (まだバンビ…

「嗚呼、ミスター『ミス』」

※瞬きしたら一週間が経ってた。まるで浦島太郎みたいな話だ。だが、その瞬きの間様々なことが起きた。義兄の胸部圧迫骨折、キリスト教精神を経営理念に掲げる「サンクゼール」での豪華ランチ、横浜在住従弟夫妻を加えた宴会。小学校同級生(交友歴72年)との…

「”絆ホルモン”の功罪」

※夏至が過ぎた。これからは日毎に陽が短くなっていく。が、キタキツネの子たちはいまが遊び盛り。毎日が発見の連続だ。きょうだいでじゃれ合いながら「絆」を確かめあってる。この「絆」確かめ合い行動を起こさせるのが、最近話題の「絆ホルモン」だ。 (中…

「光合成は植物だけのものか?」

※答えは明快。YESだ。が、より広義に言えばNOだ。言うまでもなく『「光合成」は、葉緑素を持つ生物が光エネルギーを用いて炭水化物を合成すること』だ。だとしたら人間だって、猫だって、葉緑素を持たないだけで、光に依存して活動してるじゃないか? (例年…

「Black Thursday Shock!」

※先週の木曜日は闇夜だった。上の写真はその闇を撮影したものだ。自分の心の風景でもある。「ウクライナの大規模反転攻勢」はどうやら跳ね返されたらしい。それがイチバンの理由だが、カホフカダム決壊(自分はロシアの仕業と断定してる)も理由のひとつだ。…

「藤、三つ咲いた!」

(一つめは、ウチの山藤。二つめ、三つめは「藤井聡太君」「藤井荘」のダブル「フジイソウ」) ※池上彰は全国紙を殆ど取ってるという。「コラム中心に目を通しますが、書出しで何を言いたいコラムなのか、を予想するのが好きです。予想通りだと嬉しい!予想…

「倹約と、節約と」

(今年もタイツリソウが咲いてくれた。ありがたや) ※貧乏だった。「倹約しなさい」が母親の口癖だった。そりゃそうだ。疎開先で結核の夫と二人の子を抱え、夫の希望退職金だけで生活してたんだから、貧乏は当たり前だ。が、不思議と我が家が貧乏だとは思わ…

「感字」

※それにしても日本語はよくできてるな~、と思う。「漢字」を「感字」と置き換えたいくらいだ。例えば「薫風」。広辞苑で「かおる」を引けば「薫る・香る・馨る」の3文字が。『よいにおいが漂う。におう。つややかな美しさ』とある。それを風が運ぶ。 (シ…

「“A愛”になるのか、”A哀”になるのか」

※ここんところ「ChatGPT」(「○○を教えて」と頼むと、即座に答えてくれるAI型のソフトのこと)が姦しい。大学生の論文や自治体や企業の書類整理など、活躍の場は無限だという。横須賀市の実験では、開催イベントのキャッチフレーズを数秒で30案、提示したそ…