【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

社会

新年度、改変っ!

※4月である。ウチの裏山も新年度を迎えた。アイヌネギ(ギョウジャニンニク)の新入生が、今年も芽を出した。ゴジュウカラも初々しい鳴き声で餌をねだってる。TV各局も番組を総入れ替えしちゃった。 (左は4月5日、発芽2日目の赤ちゃんアイヌネギ。右は9日に…

女子高校生たちに、”あっぱれっ”!

※11日は成人の日だった。昨年より約5万人減の121万人が新成人になったという。さて、我々は当たり前の如く「成人」と言う言葉を使うが、【成人】とは一体どんな者を差して定義してるのか? (夕食おさんどんの際、大小の輪ゴムが。これで二重丸をつくったら…

今年の漢字

※日本漢字能力検定協会による「今年の漢字」が決まった。12万9647応募の中から1位に選ばれたのは、“安”。2位は“爆”、3位は“戦”が選ばれた。“爆買い”“戦後70年”などが理由だという。 ※越前和紙に特大の筆で揮毫した清水寺の森貫主は、今年は安保法案や世界的…

 “平気症”パンデミック(大流行)!

※『「高所恐怖症」はよく知られてるが、最近はその反対の「高所平気症」が注目されている』。道新コラム「卓上四季」の記事である。福祉心理学が専門の織田正昭福島学院大学教授が提唱しているという。 (霜の下でも威勢良く咲く冬スミレ。厳しい環境の中で…

 閨閥がめざすものはっ?

(ウドの大木も花はキレイだ。阿寒の野草を代表する三尺玉大スターマイン] ※先月、参院で安保法案違憲論議に花が咲いてた頃、阿寒の山は多種多様に満ちた草花が「一山スターマイン花火大会」の如く爆発してた。だが、この一見バラバラに見えるスターマイン大…

“パクリスト”秋の陣”!

※♪しれ〜とこのみさきに〜 ハマナスの咲くころ〜♪。これが何の歌の歌詞かと言うと、そう、彼の有名な♪知床旅情♪の歌詞である。1960年森繁久彌作詞・作曲。1970年に加藤登紀子が歌ってリバイバル大ヒットとなった。写真は、そのハマナスの実である。 ※実は、…

仰天!“国営放送”出現っ!

(大雨警報、竜巻警報…天候不順が続く。まるで日本の空だ。一時晴れはしたが、冬の時代へまっしぐらの東の空) ※☎ 0570(066)066に何度も電話するが、『ただいま大変混んでおります。そのままお待ちいただくか、暫くしてお掛け直しください』自動応答の乾い…

人生の宿題、日本の宿題!

※暑い日だった。中学3年一学期、社会科の最後の授業。「今日は夏休みの宿題を出します。かなり難しい問題だから、よ〜く考えて来るように。お盆の間も考える…。二学期、夏休み明けの最初の授業で答えてもらうからそのつもりで…」。松谷教諭はそう言った。 ※…

[安保法案も白紙撤回っ!]

※「国民、アスリートの声に耳を傾け、1か月ほど前から(新国立競技場の)計画を見直す検討を進めていた」。おいおい、総工事費が2520億円に膨らんだことが発表されたのはわずか18日前だよ。「殆ど関心がなかった(官邸筋)」んじゃないの? ※しかも国会答弁…

 ”ブームから文化へ”!

※開始3分で勝負は決まった。が、キミたちはその後の90分間を戦い続けた。ありがとうっ!1億2千万人の日本人は当然ながら、東日本大震災や自然災害などで仮設住宅暮らしを強いられてる高齢者たちは、凄まじいエネルギーと勇気を貰ったことだろうっ! ※かつて…

ボランティア元年から20年!

※未明に新潟県赤倉のスキー場から東京に戻った。3泊4日のスキー行だった。明日は出勤日。遅刻できない。5時間ほど眠って8:00頃目覚めた。テレビを点ける。寝ぼけ眼に真っ赤に燃える画面が飛び込んできた。阪神・淡路大震災だった。 ※1995年1月17日NHK緊急ニ…

 [今年の“感字”]!

※今年も12月12日「漢字の日」に、日本漢字能力検定協会が恒例の「今年の漢字」を発表した。「虚」「噴」「災」など、沢山の候補の中から選ばれたのは、「税」。消費税増税やら先送りやらで、庶民の感覚は税金に振り回された年とイメージしたようだ。 ※一方、…

誇り!

(見上げれば冬の青い空・・・) ※11月22日(日)22:10。ちょうどNHKのサンデースポーツを見てた時だった。長野県北部で最大震度6弱の強い地震があった、とスーパーに流れた。長野県北部と言えば、不肖ワタクシの故郷である。 ※「大丈夫かっ?」。姪っ子に緊…

”劣化”するもの、しないもの!

※大抵の“モノ”は、誕生した時が最高の状態である。言い方を変えれば、誕生した時から“劣化”が始まる、ということだ。新車然り、新築の家然り、電化製品然りである。だが、使うことによって価値が上がる“モノ”もある。楽器はそのひとつの例と言えよう。 ※写真…

“WEB”崩壊!

※今から何年前だろう?ある週刊誌の「オジサン改造講座」なる投稿コーナーにOLの投稿記事が載っていた。「ウチの部長、『オ〜イ誰かぁ、インターネット買ってきてくれぇっ』っと大声を張り上げてましたッ!」。この部長、オイラより大分年上だったに違いない…

 第1感!

※大相撲名古屋場所が始まった。ここでは書けないが、どうしても好きになれない力士がいる。と言うよりはっきり言って、嫌いな力士が数人いるのだ。顔や体型など、はっきりした理由があるわけじゃない。彼らのことを知ってるワケでもない。ただ嫌いなのだ。 …

 「ホワイトアウト!」

※この4日ほど、暴風雪警報を引き連れた冬将軍が猛威を振るってる。山梨や長野など本州に甚大な雪害をもたらした南岸低気圧が北海道の東海上に居座ってるためである。 (風の息の度に節煙が巻き上がり、周囲が見えなくなる。このような状態が、4日近く続いた…

「本もの」のサンタ、阿寒に出現!

]※『サンタの痕跡発見』この大見出しのすぐ側に雪に残された大きな足跡の写真があった。道新の記事である。さすがにビックリした! ※「サンタがいるのか、北海道には?」が、読み進むと「どうしん夢プロジェクト」のタイトルがあり、広告企画ということがわ…

 日本時間1963年11月23日(土)!

(12月も近くだというのにツチスギタケが…。普通は株なんだけど気丈にも単独だ。自立心一杯!) ※65歳以上のアメリカ国民は、その日、その時、自分がどこで何をしていたかをハッキリと思い出せると言われる。JFK(ジョン・F・ケネディ)の暗殺事件は、それほ…

「巣立ち!」

※大学の学生課や企業の人事担当者は「5月病」の季節が過ぎ、ホッと一息というところだろう。「5月病」とは新しい環境に馴染めない新人たちが罹りやすい、軽い「うつ症状」のこと。この期間に不登校や離職をしたりする。 ※一体なぜ「5月病」に罹るのか?私見…

ご注文は、“アベノミックス”?

※壁に一枚の色紙がある。中に短歌が書かれてる。「政局を手段選ばず天下取り 我が一票は如何に献げん 順子」順ちゃんの一首だ。昨年民主党が解散総選挙に持ち込んだ時の短歌だろうか? ※思わぬ場所で思わぬ骨太の一首に出会い、虚を突かれた。順ちゃんは、新…

チューリップ・バブル崩壊!

▼爆弾低気圧の影響でモーレツな雨が降ってる。本州も大きな被害があったらしいが、道東一帯じゃ6〜7日の24時間で平年の4〜5月2か月分の雨量が降った。豪雨による雪解洪水や土砂崩れがシンパイだ。 ▼それはともかく、チューリップが芽を出した。「今年もまた…

 2668人!

▼良かれ悪しかれ我々は数字に取り囲まれて暮らしてる。数字が単に数字と言うだけじゃなく、極めて深い意味をもつこともしばしばだ。ますます世の中が複雑化していく今後、数字はさらに大きな意味をもつに違いない。 (カスミザクラを花瓶に入れたままにして…

 「イノチ」の軽重!

▼かつて、こんなに「命」が大切にされる時代はなかった!だが同時に、「命」がこんなに粗末にされる時代もなかった!現代は、そんな「命」の「タテ・ホコ(矛盾)」時代かもしれない。 (人間界には関係なく「命」の芽生えは準備されてる。関係するのは宇宙の…

 謹賀新年!

▼あけましておめでとうございます。 ▼不肖ワタクシが移住した釧路市阿寒町では、今年「タンチョウ特別天然記念物指定60周年」また、「マリモ特別天然記念物指定60周年」を迎えました。タンチョウとマリモは、国の特別天然記念物にダブル指定されてから還暦を…

 サバイバル術!

▼「風雪に耐え、粘り強く“生き残る”、これが最も至高な生き方じゃよ」と、中学の教師は言った。その意味では、写真の牧草も連日の氷点下や20cmもの雪に耐え、来年の春まで“生き残る”覚悟のようだ。 ▼だが“生き残り”が至高な生き方となるとは限らない。時には…

 棘!

▼♪山には山の憂いあり 海には海の悲しみや ましてこころの花園に 咲きしアザミの花なれば♪ ▼ある年齢以上の方なら、この歌を諳んじてる人も多いだろう。昭和24年8月、戦後復興の真っ只中NHKの「ラジオ歌謡」で放送、大ヒットした。 ▼「あざみの歌」。 作…

 シンジランナ〜イ!

▼「キツネは木に登る!」。この目で確かに見た。“木登りライオン”がいるように“木登りキツネ”もいる! ▼そのキツネは、いつものようにヤナギの木の下をトボトボと歩いてた。と、突然空を見上げると同時に、下の写真のイチバン右の幹に駆け寄り、ツツツーッと…

 発見!菅井貴子

▼去年の3月10日、当ブログにある称賛記事が掲載された。当時、NHKの「おはよう北海道」でお天気キャスターを務めてた気象予報士、“菅井貴子”の記事である。執筆者は…モチロン、不肖ワタクシである。 ▼記事(←クリック)には「彼女の笑顔は、視聴者にやる気ホ…

 珍樹「ナマケモノ」!

▼「彼らは、時間と言うものの概念が現代人とまったく違います」そう言ったのは、人類発祥の地アフリカから祖先の拡散の足取りを辿る旅「グレート・ジャーニー」を続けた関野吉晴だった。 ▼彼らとは、オリノコ川水源地帯に住むヤノマミ族のこと。訪問して3年…