【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

自然

「"Walking”から"散歩”へ」

※春の足音が軽やかに、だが猛烈なスピードでやってきた。最高気温は10℃を超える日も出てきた。こうなると歩きたくなるのが人情というものだ。「10カ月ぶりにWalkingしようか」と、家を出た。が、愕然とする。以前の様にスタスタとは歩けない! (柳の木が緑…

「速報!”一番福”来!」

※福寿草が咲いた!何株も咲いた!”一番福”だ。例年より早めかなぁ、と思ったら去年は3/17日に5分咲きだった。例年より遅めなのかも・・。ただし春を迎えるウレシさに変わりはない。神様、お願いです。ウクライナ、ガザにもこのウレシさを一刻も早く。 (覆…

「三寒四寒、やれやれ」

※地球は激しているらしい。海外から、本州から、異常気象ニュースが頻繁に届くが、当地も例外じゃない。この1週間ほどは、冬将軍の制圧下に置かれてる。ともかく風が強烈だ。殆ど毎日雪が降るのだが、その雪が舞い上がり、ホワイトアウトになる。 (暴風雪だ…

「これからは、地球『沸・凍』時代?」

※9月に入るや否や、待ち構えてたように恒例のHBC”ご長寿企画クイズ”が発表された。今年は第24回目に当たる。そのクイズとは何と「札幌初雪クイズ」・・・「今年札幌に初雪が降るのは何月何日何時何分でしょう」というものだ。 (5月中旬の「春紅葉」からその…

「元気なのは蝶と百合だけ」

※ともかく暑い。北海道は、昨日までに40日連続真夏日を新記録を樹立。札幌はなんと今夏3日目の猛暑日を観測。ツツジは夏バテ、あまりの酷暑に桜が咲いたというニュースもありました。続く熱帯夜、80%~100%の高湿度、もはや道民も動物も瀕死状態。 (アゲ…

「梅雨の晴れ間」

※新潟、山形、青森が悪夢のような豪雨に襲われている日々。当地も一週間ほど梅雨の中にいた。しかも、天気予報では、お盆も太陽マークが心もとない!が、11日「山の日」、奇跡のように強い日差しが窓を通り抜けた。まさに「梅雨の晴れ間」だ。 ※「鬼の居ぬ間…

「タカハシホタテ」

(お馴染みの夏紅葉) ※えっ、ホタテ貝が陸に上がってきた?いやいや、実はこの貝は約700万年~100万年前のもの。東北地方から~カムチャッカ半島にかけて生息してたホタテ貝の一種「タカハシホタテ」で、「阿寒シェル鉱山」でとれた。そう、阿寒町は「化石…

「ブラックアウト」

※気持のいい朝だった。が、午後から目まぐるしく天気が変わる。モーレツな風と豪雨。数分後には一転、太陽が。更に次に来たのは雹!10分程で上がった、と思いきや今度は、モーレツな雷雨。親戚を病院から家に送り、ほうほうの態で自宅に戻ってきた。 ※雷が空…

「UFO、みぃ~つけた」

※「スゴ~イ!」と同居人が叫んだ。「友達がUFOの写真送ってきた」。これ、観てよ、とスマホの写真を差しだす。ビルの奥が仄かに赤みがかり、青黒い上空に白く光る「点」がある。「これがUFOなんだって。東京だけじゃなく、山梨でも見えたって!」 ※まさか!…

「モ・ッ・タ・イ・ナ・イ」

※突然、スマホのアラートが鳴った。画面に赤と黒の緊急画面が出現!何だぁっ?慌ただしい音声も入る。「緊急避難指示情報ですっ!」チョッと背筋がザワッと来た。 「阿寒町北町に警戒レベル4、避難指示発令!阿寒町北町に警戒レベル4、避難指示発令!」 ※10…

「「赤い月」のトラウマ」

※「ホラ、神様が怒ってるんだよ!見てごらんなさい、お月様が真っ赤っかになっちゃったでしょ、お前が悪さしたからっ!」母親は、抱いた幼子に満月を指さしながら言った。「ゴメンナサイ、ゴメンナサイ!」幼子は泣き叫ぶばかりだった。 ※幼子とは自分の事だ…

「変異株相当」

※久し振りに家に戻ると風景は一変してた。エゾヤマザクラは例年より1週間ほど早く咲き、枯草色だった原野は黄緑に。わずか10日ど不在だっただけなのに。例年、日毎の季節移ろいを実感してただけに、その変化スピードには改めて驚くばかりだ。 (庭のオオバナ…

「春愁」

※世の中、いよいよ騒がしくなってきた。空にはカラスのマイホームづくり。地にはアイヌネギの群落、「福坊主」の群落、エゾリスの運動会・・・。 (カラスのマイホーム建築。またあの親子の甘え声と攻撃に悩まされそうだ) ※地球も騒がしい。トカラ列島の連…

「春一番」

※本州で言う春の到来を告げる強風のことじゃない。当地で春到来を告げる「福寿草」と「フキノトウ」のことだ。勝手に「春一番」と呼んでる。「フキノトウ」はまだ見付けてないが、ウレシイことに9日、いつもの散歩道で赤ちゃん「福寿草」を見つけた。 ※隣人…

「ミステリーサークル」

※新雪の雪原に点々と動物の足跡が続く。その足跡を目で追ってくと、突然大きな輪が出現する。しかも、そんな光景が3つも4つも!まるで、「ミステリーサークル」みたい!足跡があるから宇宙人じゃないのは分かる。それにしてもこの輪は何なんだ? ※キタキツネ…

「蛇穴に入る」

※「気持ちが悪い」という人も多いだろうが、実は歴とした秋の季語。【夏の間活動していた蛇は、晩秋になると穴に入って冬眠する:傍題秋の蛇】(角川学芸出版編 俳句歳時記 秋編)。 というワケで当地はもう冬の入り口。氷点下の日もあり、峠では雪が降る。 …

「冬籠り準備」

※「オクトーバーサプライズ」だろうか、5年ぶりに「エゾリス」が我が家にやってきた。発見したのは愛猫クルルである。ジッと見つめる視線の先にエゾリスはいた。動きが早い。とてもカメラはついていけない。胡桃を拾うとすぐに山へ戻っていく。 (画面の中央…

「サバイバル」

※それにしても何だねぇ、植物も生き残ろうと必死なんだねぇ。多年草も毎年様相が違うもんねぇ。パンジーは数を減らしながら先祖返りしてスミレに戻り、タイツリソウも何とか芽を出す。オンコ(イチイ)は、余計な枝を枯らして新芽に次代を託す。 (今年もサ…

「花鳥山菜色トリドリ」

(見えにくいが画面中央にヒヨドリがいる) (桜前線終着駅のチシマザクラ) (ニリンソウ) ※重~い気分で目覚める。黒川検事長に端を発する定年延長問題のせいだ。胸の中にドロリと溜まる汚物液体が心を壊しそうだ。が、カーテンを上げると、気分は一転す…

「色いろいろ」

※氷は「氷という一種類」と思ってはいないだろうか?実は最新のデータでは氷は17種類もあるんだそうだ。中には「熱い氷」もあるそうな。水の成分やら、生製過程での圧やら、科学的に難しい分類は別にして、日常生活の中でもいろいろな氷を体験できる。 (暴…

♪ふるさと♪もそろそろ霜か

※【①古くなって荒れ果てた土地。昔、都などのあった土地。古跡。】これが、広辞苑の最初に出てくる「ふるさと」の解説文だ。モチロン➁には【自分が生まれた土地。故郷。郷里】③には【かつて住んだことのある土地。また馴染み深い土地】が出てくる。 ※信州小…

「夏は何日?」

※本州や九州、四国じゃ記録的な「猛暑日」が続いてるが、当地じゃもう夏は終わったものと思われる。何しろストーブを焚かないと寒くていられない! (本州からはおよそ1か月半遅れでやっと、紫陽花が咲いた) ※かつて、当ブログで「当地がストーブを多寡なく…

「”天の恵み”“人の恵み”に感謝!」

(白い色が可憐なオオバナノエンレイソウ。ニリンソウとお花畑を形成する) ※いろんな人に「北海道のイチバンいい季節は何時?」と聞かれると躊躇することなく「そりゃ、5月。今の季節だよっ!」と答えることにしてる。実際、1日毎に日照時間が伸び、1日ごと…

「カムイ・ミンタラ」

※厳冬の北海道には、常識じゃ考えられない神秘的な自然現象が多い。例えば【ダイヤモンドダスト】(-15℃以下で空気中の水蒸気が凍り、キラキラと浮遊する現象)。 ※【サンピラ―=太陽柱】(太陽が空気中のダイヤモンドダストに反射して 柱状に輝いて見える…

「-31.8℃の、と・な・り」

※埼玉県の熊谷が「日本一暑い町」を誇りにしてるのと同様、北海道陸別町も「日本一の寒」誇りにしてる。否、誇りにするというより両方共「やけくそ気分」だろう。 (-30℃ともなると雪はサラサラのパウダースノー。結晶が一つ一つキラキラ輝く) ※その陸別町…

“氷点下41度「我国創業以来」”

※道新の日曜別刷りで表題の見出しを見つけた。「その日」・・1902年(明治35年)1月25日未明。旭川地方気象台の当時の月報記録には、下記の記述が残ってるという。 ※「上川:最低氷点下四十一度ヲ報セリ之レ我国創業以来ノ最低度ナリ」。この記録は「日本最…

「ごめん寝」を容認できるのは猫だけっ!

※正解者は誰もいなかった。いやなに、地元局HBCの札幌初雪クイズの結果である。こんなに初雪(11月20日未明)が遅かったのは実に128年ぶりだという。正解者がなかったのは当たり前の話だ。(二週間前、132年ぶりと言う情報は何だったのか?) ※翌日、阿寒で…

「132年ぶり」

※今年の初霜はそれなりに早かった。10月上旬には何日か降りた。大雪山などの高山でも早期に降雪があり、地元局では、峠越えの車に冬タイヤへの履き換えを推奨してた。 ※ところが、平地の初雪は未だ観測されていない。HBC恒例の「札幌初雪クイズ」も応募者203…

 【世界中、五里霧中】

※気象台は、霜注意報、濃霧注意報・・・冬到来間近を告げてる。だが、一方で二週末連続の台風情報を緊迫した声で伝えてもいる。『不要不急の外出は絶対に避けてくださいっ!』 ※そこで、暴風雨に備えて急遽、木の枝払いと、根の浮いてた柳の木などを伐採して…

 【ホットハウス・アース】

「原子炉が臨界点に達しました」という言葉をよく聞く。「核分裂が始動」みたいな言葉と思っていい。要するに核分裂が持続的に開始し始める境目のことで「原子炉運転開始」のことだ (オンコにだって臨界点はある。条件が整えば結実を始める)※一般的には「…