【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「2022年『今年の一文字』」

※日本漢字能力検定協会が毎年「清水寺」で発表する「今年の漢字」は、「戦」だった。なるほどね。じゃぁ、自分の今年の一文字は? う~ん・・・明るい文字に突き当たらない。「疫」「病」「狂」「患」「症」等の中から、結局「患」を選んだ。 (タンチョウの…

「二人のドーミンショー」

※犬を連れた二人の男が立ち話してる。 A「いやいや、凍れんなぁ。何度あったべや?20℃はあったべ?」 B「20℃できかないんでないかい?25℃はあったんでないかい」 A「ストーブ点けて寝たのに、おっかあ、寒くて起きやがらん。どもならんけ、代わりに手袋履…

「3弾目の『ラーゲリ』」

※「煮るなり 焼くなり 二宮和成」のCMで話題になった二宮和也の主演映画、「ラーゲリより愛を込めて」が好評らしい。「ラーゲリ」とは、旧ソ連シベリアの「強制労働収容所」。第2次大戦敗戦後、大勢の日本人が悲惨な抑留生活に苦闘し続けた地だ。 (NW2022・…

「インフルエンザー」

※きょうちゃんが鼻をヒクヒクさせながら言った。「今年はコロナ第8波とインフルのダブルパンデミックらしいなぁ。WHOってのか?そこの事務局長ってのが警告出したみたいだ。何しろ「インフルエンザー」ってのがやたら多いって話だ、ヤバいなぁ」。 (コロナ…

「道」

※ウクライナと北海道の共通点に気が付いた。幹線道路のつくり方だ。北海道の幹線道路(高速道路は別にして)は、概ね天井道路(天井川同様、平地より道路が高いところにある)だ。映像で見る限り、戦場のウクライナの道路も天井道路に見える。 (幹線道路だけ…

「声の潜在力」

※「あの男の声がグッとくるのよね!」サッチャンは言った。あの男とは城達也。かつて一世を風靡したFM放送「ジェットストリーム」の声優だ。「リクツじゃなくカラダの芯まで届く声なの」。そう聞いた時、「声」は紛うことなきの一つ才能だ、と思った。 ※数十…

「アネクドート」

※ある日突然、シベリア軍総司令官が声明を出した。『我々は日本国に宣戦布告する』。基地から最新鋭戦闘機が次々と飛び立つ。一時間後、総司令官は再び声明を出した。『残念ながら我々は敗北した。喜べ!シベリア地区は、日本国領土となった!』 ※「これは、…

「フラッシュ・バーン!」

※久し振りに大親友「シンちゃん」が訪ねて来てくれた。サッチンを含む部下を4~5人引き連れてる。「ヌマちゃん、シさし振り。元気?」(シンちゃんは「ヒ」と「シ」の使い分けができない)「いやぁ、シンちゃんひさしぶりっ!変わってないなぁ」 (氷点下で…

「初霜と悪魔祓い」

※10月25日7:00AM。今シーズン初霜。氷点下5℃近い。この寒さはヨーロッパではもっと強烈かもしれない。戦争中のウクライナの人々はいまどんな気持だろう?招集されたロシア兵は?霜のフロントガラスに爪で字を刻んでみた。指が切れるように痛い。 ※この寒さ…

「『スターチン』と『ケザワチカヘイ』の、秋」

※世界の不協和音を色濃く反映したんだろうか、今年の紅葉は斑模様だ。ウチのエゾヤマザクラはすでに裸木になのに、行政センターには例年通り、見事に紅葉してるカエデがある。ただ、一方で枝の半分だけ、紅葉せずに散ってしまったカエデもある。 (この木の…

「五里霧中」

※ここんところ「濃霧注意報」がよく出る。「霧のロンドン」同様、「霧の幣舞橋(ぬさまいばし)」は、釧路の名物でもある。濃霧になると視界20mなんてこともあるから要注意だ。文字通り「五里霧中」・・広さ五里にも亘る深い霧の中に居ることになる。 ※だが…

「寝耳にJアラーㇳ」

(すでに、殆ど落葉。こんな季節に「Jアラート」が) ※「何だぁ、何の音だぁ!」耳をつんざく不気味な音に叩き起こされた。「ん、どこかで聞いたことがある。そうだ『Jアラート』だっ!ミサイルだっ!」目覚まし時計で時刻を確かめる。7:32ぐらい。(但しこ…

「バリサン」

※数十年前、「バンド用語」を人前で臆面もなく使ってた。「ナオン」とか「パツン」などだ。今から思えば、若者特有のイキガリや、音楽を演ってる優越意識があったのかもしれない。穴がったら入りたい。ただ、現代の若者も同じなのかもしれない。 (40cmほど…

「猛毒注意」!

(エゾヤマザクラの本格的紅葉。キノコシーズンだ) ※キノコ好きの人々には、嬉しくて涎が出るシーズンだ。が、侮ってはならない。毎年何十人もの人がキノコで命を落してる。「山渓カラー名鑑『日本のきのこ』」を捲ると大まかに、「食可」が1/3、「食不可」…

「火、水、土、風、鳥、密、国・・など」

※表題は、ある二字熟語の頭の文字を切り取ったもの。さて、後ろには何の文字が付くでしょう?「葬」?♪ピンポーン♪正解っ!「葬儀」には地域や文化によって様々なカタチがあることが分かる。それにしても、古今東西、人は何故「葬儀」を行うんだろう。 (窓…

「“秋”と言えばランキング」

(空が燃えてる。マグマが流れてる) ※“秋”を好きな人は多い。「みんなのランキング」は、『“秋”と言えば、○○』というお題でアンケートを実施した。結果は●1位「食欲の秋」●2位「スポーツの秋」●3位「芸術の秋」●4位「読書の秋」●5位「紅葉の秋」がベスト…

「凶暴軍団、駆逐せり」

※「やっぱりお前らとは共存できない!」というワケで、スズメバチの巣をついに駆除しました。皆さんいろいろご提言、ありがとうございました。ほっとしました。 (拡張子の設定ミスで、駆除中の写真をアップロードできない! 残念!) (再駆除後の庇。拡張…

「脅威出現!」

※夏休み中に、周辺では何が起こっていたか?モーレツな勢いで世の中は動いてた。ウクライナは反転攻勢に転じ、中国ではペロシ訪台を機に、一気に緊張を高めた。ロシアはNPT決議反対したし、岸田はコロナに感染。列島各地は土砂災害に襲われた! (キイロスズ…

「梅雨の晴れ間」

※新潟、山形、青森が悪夢のような豪雨に襲われている日々。当地も一週間ほど梅雨の中にいた。しかも、天気予報では、お盆も太陽マークが心もとない!が、11日「山の日」、奇跡のように強い日差しが窓を通り抜けた。まさに「梅雨の晴れ間」だ。 ※「鬼の居ぬ間…

「世界の蝉時雨」

(当地はいまが紫陽花の最盛期。本州より2カ月近く遅い”秋の紫陽花フェア”) ※阿寒では、すでに「蝉時雨」の季節が過ぎ去ってしまったようだが、世界の「蝉時雨」は台湾周辺では真っ盛りだし、北極圏に近い辺りでも真っ最中だ。ところが本来なら、嬉しい筈の…

「熱中症」

(道東の夏の芯は1週間ほどだ。そのウレシイ1週間が始まった。お盆にはもう秋風だ) ※恥ずかしながら、またカン違いの話である。「熱中症」という言葉を初めて見た時、肉体的病気とは思わなかった。というのも、当時若者や子供のケータイ使用方法が社会問題…

「その後」

※コロナの第7波感染拡大が止まらない。釧路でも時には200人超えの日がある。東京との人口換算比率でいえば4万人超え、ということになる。フシギなのは、ロシアの感染情況だ。一時20万人を超えたロシアの「その後」はどうなったのか? (4か月で直径1mを超…

「シェルター」

※相変らずの梅雨。大雨・災害警報も出た。動物たちにもシェルターが必要だ。エゾハルゼミはそれを、タイツリソウの葉に求めた。キタキツネの「キキちゃん」は我が家に求めてきた。が、クルルは迎え入れない!これは教育のせいじゃなく、本能のせいだ。 (ナ…

「梅雨寒」

※「いいなぁ、北海道には梅雨がないんだよね」。友人たちはよくそう言う。「ちょっと待て、北海道には“蝦夷梅雨”という立派な梅雨がある。気象庁が「梅雨」と認めないだけだっ」と自分。難しい気象現象の説明ををすっ飛ばせば・・・ (ハシドイ。東アジア産モ…

「タカハシホタテ」

(お馴染みの夏紅葉) ※えっ、ホタテ貝が陸に上がってきた?いやいや、実はこの貝は約700万年~100万年前のもの。東北地方から~カムチャッカ半島にかけて生息してたホタテ貝の一種「タカハシホタテ」で、「阿寒シェル鉱山」でとれた。そう、阿寒町は「化石…

「ほっちゃれ」

(開いた花が檜扇みたいなことからヒオウギアヤメの名がついた。いよいよ夏) ※当地では7月1日からヤマメ釣りが解禁となる。禁漁期間は4月、5月の2か月間。因みに本州での禁漁期間は、殆ど前年の10月1日~2月いっぱい。北の果ては冬が長い分禁漁期間…

「アーバン・フォックス」

(じゃれあいながら、夕陽の中をやってきた) (くつろいで・・・) ※突然、二匹のキタキツネが庭に現れた。いつもの成人キツネと違って、ひと回り小さい。どうやら今年生まれた生後2カ月半ぐらいの若キツネのようだ。去年の子らは斜向かいの公営住宅跡地を…

「『マタタビ踊り』と『ネコ跨ぎ』」

※上下2枚の写真は実によく似ている。が、一見してお分かりのように、違う植物だ。葉が白化した上の写真は「マタタビ科マタタビ属の落葉蔓性木本の【マタタビ】」。紅化した下の写真は「マタタビ科マタタビ属の落葉性蔓木本の【ミヤママタタビ】」。 ※分類ま…

「ダイバー・シティ」

(この写真の中に、どれだけの生き物がいるかワカラナイ。多様性に満ちてる) (オオイタドリの新芽。天婦羅にすると美味いという) ※クルーザーが波を蹴立てて海を走ってた。中心には東京都知事に就任したての小池百合子がいる。アナウンサーは「オリンピッ…

「敵意に満ちた侵略者」

(明日は晴れるのか?) ※物置の引き戸を開ける時、嫌な予感がした。「敵意の塊」のような「気」が充満してるのを肌が感じたのだ。不安感を振り払って戸を開けた。「うわぁ~っ!これかぁっ!」目の前に、でっかい昆虫が不気味な羽音を発してホバリングして…