【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 寒中、温もりありっ!

※寒っ!何しろここん所、最高気温が15℃前後の日が続いてる。まだお盆が過ぎてないのに、でっせ。いくらなんでも寒すぎる。とうとう、二か月ぶりのストーブ出陣とは相成った。

(このカサブランカがイチバン好きだ。今年は紫は咲かなかった)
※が、物理的、肉体的に寒くとも、温もりは心ん中から湧き上がることもある。何しろ5月中旬並みの寒さだというのに、多様なカサブランカが咲き誇り始めたのだ。その数、五十本以上!まるでアンダルシアの「白い家」の町並みが広がるような錯覚を観させてくれてる。

※寒がりの身には応えられない温もりだ。黄あり、白あり、シロマダラあり、クリームあり…この寒さに負けることなく、多様な遺伝子が自らの遺伝子を精一杯表現してる。

※まさしくハイブリッドのおかげだ。勿論、在来種が貴重なことは言うまでもないっ!が今後の世界を考える時、遺伝子交流による多様性を視野に入れるのも一つの方向じゃないか?
※白人至上主義、金融至上主義、イスラム原理主義共産党至上主義、明治憲法至上主義…日本を含め世界中が排他活動を深めていくのが寒々しいっ。もっとも、人間世界は元々寒々しかった業の深い動物だったのかもかもしれぬ。だが、その業を収めていくのが知制だ!

※甥っ子一家が、キャンプに行くという。「オジチャン、その間、ウチの猫預かって!」。というワケで、2日前から仔猫の「さくら」を預かった。まだ6ヶ月だという。
※最初の夜は、両方とも緊張感でいっぱいだったが、2日目の朝にはもう写真の如く共生する道を選んでた。猫ペット化の歴史と多種多様な遺伝子の交雑を思わずにはいられない!

(ネコも寒いらしい!ストーブの前でのジャブの出し合い。癒される)
★こうした、チョッとした風景や事象が心に温もりをもたらしてくれることは多い。原理主義や至上主義に汲々としてる人々だって、知らない筈はないんだが…そうかぁ、自分がイチバンと思いたい欲、そしてそれを実現すべく画策する腹芸・・・・・それが人間の業なんだナっ!