【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 “選択の秋”っ!


(コクワ[猿梨]の実が、今年はたわわ。果実酒を作るといいらしいが…)
※“秋”は一般的に豊穣の季節と捉えられることが多い。“実りの秋”“読書の秋”“スポーツの秋”…“味覚の秋”もある。あなたは、どんな秋を『選択』してますか?

ハマナスの実。「ハマナシ」が訛ったと言われる。北海道独特の実だ)

(「モワモワ」の言葉だけでコーフンする、が、次の反応はそれぞれ違う!)
※毎回、猫の話で恐縮ですが「クルル」の『選択』は明快!です。写真は「モアモア」の名で括られる一群。この中で「クルル」が一番に『選択』するのは、どれか分かりますか?
※真ん中の翅付「モアモア」と答えた方、♪ピンポーン♪。正解!です。「クーちゃん」は「モアモア」の言葉にはすべて反応するけど、翅付「モアモア」は反応の仕方が違うっ!
※我を忘れて駆け回る。1m以上跳びあがったりする。紅白の「モアモア」は引っ掻いたり、噛んだり、だけなのに…。二歳児相当の脳には何が『選択』の基準になるんだろう?
※いろいろな推論はできる。「翅が付いてることが鳥を想起させ、狩猟本能を刺激する」「玉が鼠を想起させ、ハンター心を刺激する」。ま、ともかく狂っちまうのだ。

(マユミ。真弓と書く。ニシキギの仲間。古来、弓を作ったほど緻密な木だ)
※様々な脳科学本などによるといずれにせよ、猫の『選択』は大脳辺縁系(哺乳類の脳)に基づくものらしい。大脳新皮質(人間の脳・論理脳)は、当然のことながら機能してない!
※さて、人間はどうなんだろう?実は、人間の『選択』も大脳辺縁系に基づくものが多いらしい。ことに“好悪”の問題になると「論理脳」は脇へ押しやられる傾向が強いらしい。

(2年ぶりのハタケシメジ。残念ながら、キノコを見ると自分の論理脳は失われるっ!)
※アベシンゾーは、世論79%の反対を押し切って衆議院を解散するらしい。ヤッコサンの「論理脳」欠損は言われて久しいが、解散賛成13%の人々の「論理脳」も問われるっ!


※もともと選挙は候補者を“好き”か“嫌い”か、で決まると言われてるが果たして今回はどうか?“選択の秋”でもあるし、下り坂を迎える“日本の秋”“人生の秋”でもある。


蕎麦屋「永田」店主の“秋の証言”:
『アベ様は、余程「モリ、カケ」蕎麦がお嫌いになられたようです。実は、本当は大好きだったんですが、両方ともお腹いっぱい食べられてから、大嫌いになられました。蕎麦アレルギーになられたんだと思います。
ですから、今回、蕎麦には触れられたくない。と言うワケで、ご自分の蕎麦アレルギーは、降りかかる国難であるというチンミョーな解釈で「国難突破解散」とされたわけです。
あ〜あ、これでウチの名物蕎麦も、もはや需要がなくなるでしょう。アベ様に損害補償を請求したいぐらいです、まったくっ!』