【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

【最後の紅葉】

※今年の紅葉が見納め、ということじゃない。ましてやこの紅葉の木が枯れるというワケでもない。「平成最後の、紅葉」ということである。・・・「平成最後かぁ・・・」

※平成元年12月16日、自分の母親は他界した。74歳だった。苦難の人生だったのか、幸せなだったのか…分らない。ただ、晩秋になって妙に「平成」という年号に郷愁を感じる。
※一日、一秒、「平成」という時代が終焉に近づいてるせいだろうか?当たり前のことだが、これから出会う総べてのことが、「平成最後」の出来事となる。

※政治も、経済も、教育も、スポーツも、紅葉も…ともかくあらゆることが「平成最後」のこととなる。年号によって、これほど時間と言うものを意識したことはない。


(行政センター前庭にある紅葉、毎年圧巻だ)

※モチロン年号が変わることによって、明治維新のように時代が激変することはあり得ない。だが年号によって人の意識は変わるかもしれぬ。人の意識が変われば、時代も変わる。

※「平成最後の紅葉」を脳にしっかり焼き付けておくことにするかっ!来年見る紅葉は「別の年号、最初の紅葉」だ。紅葉にとっちゃ、毎年そうは変わらないんだろうけど・・・。