【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

季節外れの大雪考!

「どもならん」。コチラの言葉で言えばそういうことだろうか。
そろそろ草刈のシーズンが近づいてきたなあ、と思ってた矢先、季節は一ヶ月以上逆戻りした。
下萌えから一転、銀世界へと早変わりしたのである。
写真は正真正銘、今朝6:30に撮影したものである。冬期のストックじゃない。
積雪11cm。春雪とは言いがたい。
車はすでに夏タイヤに履き替えたし、雪かきの道具は物置の中。カラダもすでに夏対応に切り替わってる。「さて、どうする?」
こういう時はひたすら解けるのを待つしかないか。
故郷の小布施のことをヒョイと思い出した。今頃はリンゴの白い花が、満開になってることだろう。
霜の被害はないだろうか?そうそう、そういえば収穫期間近に台風が来て、リンゴ全滅が何度もあったっけ。稲も洪水で冠水、被害受けたことがあったっけなあ。
あそこだって、決して住み易い土地とはいえない。扇状地だし、土地も痩せてる。冬は寒いし、夏は暑い。
考えてみれば、人がその地に住むと言うのは何かを犠牲にすること。ユートピアはないんとちゃう?
沖縄や鹿児島は、毎年と言っていいくらい台風に襲われる。伊豆は何年かに一度、地震の揺れがやってくる。
東京だって、便利度は高いが人口過密、生活費は高い。便利度をさらに上げようとすれば金銭が犠牲になる。「結局、何を選ぶかだ」
そうこうするうち道路の雪が解けてきた。
「どもならん」と諦めちゃいかん。「雪かきするかぁ、体力犠牲にするかぁ」東京では有り得ん体験だからね。