【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

アイスランド!

しっかし甘い!と言うより無知だ。科学を分ってない!自らの蒙昧さを罵倒しても仕方がないが、氷の強靭さは想像を絶するものだった。
このところ、阿寒は大雪の後、−20℃前後の最低気温と最高気温が零度以下の真冬日が続いている。
こうなると、一旦降った雪は殆ど解けない。解けたとしても翌朝にはまたキンキンに凍ってる。

道から上がるウチの階段がそれだ。危なくて仕方がない。
「新聞や郵便や宅配の配達人が転ぶと大怪我する」というわけで、階段部分の氷だけでも解かす方法はないかと考えてた。「そうだ、熱湯だ!熱湯がある!」
で、早速熱湯3ℓを用意して氷に勢いよくかけた。これで全部は解けずともコンクリート部分から剥がれる筈だ。
だが、実際は何の影響もなかった!それどころか、なんと、熱湯が流れた部分が急速に凍り始めたのである!浅知恵も、熱伝導のフーリエプリゴジンも吹っ飛んじまった。これじゃ、火炎放射器を使っても解けんだろう。頑迷で妥協しないアイスランドの世界がそこにあった。

日中気温が3〜4℃あれば、氷はグシャグシャに解け始める。改めて恒星太陽の凄さとありがたさを再認識することになった。
北海道、アイスランド。この太陽をもう少し上手に生かすチエはないだろうか?「北海道には冬の寒さがあるからいいんじゃないか!」などと言う難しい議論は別にして、どなたかアイディア、ありません?

(これを書いた翌日、最高気温は6度まで上がった!だが、次の日からまた平年並みに戻った!)