【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

  こどもの日!少年の日!

5月5日は子供の日である。少年の日でもあり、少年の心を持ったすべての人の日と言ってもいい。しかも休日である。
こんな日は、やはり家に篭ってはいられない。
暫くぶりで釧路湿原上空へ運んでもらった。
湿原は季節によってさまざまな表情を見せてくれる。一面の白から茶色へ、そして萌黄色から緑へ、やがて枯れ木色から再び一面の銀世界へ。空の色、風の色によっても、湿原の色合いは大きく変わる。
これまで乗せてもらうたびに、湿原のドラスティックな季節の変化を体感した。
今回は、雨と雪解け水の影響のせいか、湿原は水であふれてた。まだ、萌黄色に染まるには少し時間が必要なようだ。

だが、河岸には魚を狙う釣り人達が繰り出してた。釣り人の心の中は、すでに萌黄色になってるようである。
そういえば上空を飛んでる自分は鳥になった気分である。釣り人は河の中の1本の杭になった気分かもしれない。
空と地上。結んでる糸は、少年の心なのかもしれない・・。