【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

季語「残菊」「晩菊」!

菊が未だに枯れず咲いてる。何と強い花だ!
百科事典には『「菊」の字は「鞠」とも書かれ、「鞠」は「窮」と同じ意味で窮極、または最終の意味であるという。キクの花が年のいちばん終わりに咲くことからこの字が使われたといわれる』とあった。

何やらリクツっぽくてよく分からんが、キクは年の終わりに咲く花のようだ。寒さにめっぽう強いという訳だ!寒がりとしては見習いたいところである。
「菊」を歳時記で探してたら、「残菊」と言う季語に出会った。『旧暦9月9日の重陽節句以降の菊のこと。秋もすっかり深まってから咲くのが晩菊』とあった。現在では、10月から11月の始めに当るらしい。

さすれば、写真の菊は残菊か?はたまた晩菊か?
自分には、残念ながら自然に身を委ねながら生きてきた日本人ならではの感性が希薄だ。でもオレだって、日本人なんだがなぁ。

・残菊の奥に残菊空青し