【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

雪害!


▼衝撃的な映像を見た人も多いだろうが、今年2月7日、長野県の栄村で豪雪の重みで橋が15m下の中条川に崩れ落ちる事故があった。昨年3月12日に起きた震度6強直下型地震で損壊し、通行止めになっていた橋だ。
▼栄村では当時、3mを超える豪雪に埋もれており、全長95mの橋には1000t近くの重量がかかっていたという。雪は夏場の水源という恵みももたらしてくれるが、雪国の住人にとっては雪害をもたらす白魔でもある。
▼阿寒ではこのところ急速な雪解けが始まっている。雪掻きで容赦なく積み上げた雪の壁←クリック が日に日に低くなってくるのがはっきり分かる。植木が見え始めてくる。と……想像もしてなかったことが…。
▼何とオンコ(イチイ)の枝が何箇所も折れていたのである。ノコギリでさえ伐採には苦闘するオンコの木。堅くて決して腐らないと言われるあのオンコの木がいとも簡単に割れたように折れていた。紛れもなく雪害である。

▼一体この木に、何トンの荷重があったのか?隣に植えてあるハイマツの枝も折れていた。雪が解けた後も影響がこれだけ残るとは…。う〜む、まるで震災後の放射能汚染みたいじゃないか!