【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 時差ボケ!

▼猛暑の本州を半月以上に亘って放浪、4日前に帰寒したがカラダがすっきりしない。本州との温度差にカラダが対応できないからだろうか?だが、それともチョッと違う。今朝、ハタと思い当たることがあった。「時差ボケだ!」

(今年は少し小ぶりだが、貪るように蜜を吸う。逃げない。よほど腹が空いてるに違いない!)
▼「バカバカしい」と言うなかれ!長期滞在した小布施は、阿寒より35分以上朝が遅い。つまり、小布施の朝6:00は、阿寒の朝6:00よりはるかに薄暗い。当然、朝食も社会の動き始めも遅くなる。そして半月もいればカラダはそのリズムに慣れてしまう。
▼人間の時間感覚は微妙である。社会的時間にも左右されれば、宇宙の運航にも左右される。今回、不肖ワタクシのサーカディアンリズム(体内時計)は、宇宙運航と社会的時間の狭間でビミョーな「時差ボケ」起してるというわけだ。

(蝶の宝石ミヤマカラスアゲハ。花蜜を吸わずヒマワリの葉で羽を休める姿を初めて見た。何だかヘンだ)
▼一昨日、今年初めてのミヤマカラスアゲハとキアゲハの訪問を受けた。「今年の8月、気象庁の予報は大外れ!なまら寒かった」と友人は言った。
▼彼らが先おととしと同じぐらい遅く孵化したのは、恐らく「時差ボケ」じゃない!もはや異常気象とも言えなくなった、毎年揺らぐ気象のせいに違いない。去年のように、ミヤマカラスアゲハが群で訪ねてくる姿を見たいのだが…。