【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

“−10℃”のアート!

▼我々は、折に触れ「大自然の生みだす偉大な芸術」と対面する。それは大平原に築かれた無数のアリ塚だったり、風雨が削り取った剣山のような山だったりする。これらはモチロンTV番組でバーチャル体験するのが殆どで、なかなか実体験、と言うわけにはいかない。

(8:00撮影。オンコ(イチイ)の葉についた霧氷。何だか普段よりイキイキしてるような気がするからフシギ)
▼ところが北国では、大自然!と言うまではいかないが、冬になれば日常的に「自然の造り出すチョッとした芸術」と出会うことができる。つまり、氷点下が造り出すアートである。そのアートの一端を今日はお披露目してみたい。

(8:00撮影。クルマの窓の氷の結晶。発火点ならぬ結氷点と言うのがあって、ピ、ピ、ピという音と共に一瞬のうちに結晶ができる体験をしたことがある)

(9:00撮影。ハイマツの枝の真ん中に丸く青い光芒が見える。霧氷が太陽の光を反射している光だ)

(時間がたつと光芒はさらに増える。肉眼で見るとまるで光のダンス。小さなUFOみたいでもある)