【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

光の春!

▼3月に入った途端、春を感じるようになった。もっとも一昨日の2日には、このあたりじゃドカ雪が降り、オホーツクや知床近辺ではモーレツな暴風雪に見舞われた。
▼だが、阿寒じゃ真冬日から解放され、最高気温が6℃まで上昇。こうなると20cm近く積もった雪もすぐ解ける。ウレシイことに土まで顔を見せ始めた。

▼クルマの高さをはるかに超えた雪山も背が低くなるのはもう間近だ。モチロン、天気は一筋縄ではいかない!今後本格的な春の前には、何回か雪が降るだろう。ドカ雪があるかもしれない。ただ、光だけでも春を感じるのはとてつもなくウレシイ!
▼このウレシサは、北国の住人独特のものかもしれない。何しろ半年近く首をすくめ、ひたすら雪氷の季節が通り過ぎるのを待ってたのだ。俳句の一つも浮かんでくる。
・手足伸ぶ光の春となりにけり

(懐かしい黒土が顔をのぞかせた。白から緑の季節へあと少し!あと少し!首を伸ばして待ってる)

※一昨日の暴風雪で道北、道東では、交通がマヒした。バスが終点に辿りつけず、一帯の国道が通行止め。7市町で490人が避難。観光客も公民館などに避難した。ここから直線距離で80kmしかない。
※立往生した車の中で親子4人が一酸化炭素中毒死。さらには軽トラから脱出した親子の父親が凍死…結局9人もの人が死亡した。自然の猛威に曝された2日間!自然は、いとも簡単に凶器となることを改めて実感した。犠牲者に合掌!