【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

春紅葉!

※「ヤ、ヤ、ヤッ、何てこった!折角新緑になったサクラが枯れ始めてる」慌てて側に行ってみた。確かに先端の葉が赤く染まってる。「あ〜あ、何でだろう。寒かったり、暑かったり…気候のせいに違いない!」

(近くから見ると、紅葉と言うより茶に染まってる感じだが、遠景では確かに紅葉に見える)
※だが、その夜テレビで意外な事実を知ることになる。地域ニュースの『いまだけ情報“春紅葉”』というコーナーだった。コーナーは、「新緑に溢れる定山渓の紅葉風景を愉しむ無料バスツアー」を紹介した。
※映像には、新緑に彩られる山の所々に紅葉が広がり、その紅葉を堪能する観光客の姿が映し出されてた。アナウンサーが解説する。「これは新緑の時期にホンの3〜4日だけ楽しめる「春紅葉」という現象です。
※「春紅葉」の原因はこの時期、葉緑素がまだ十分でない若芽が、強い紫外線からのダメージを防ぐために赤く染まるとと言われています。若芽がわが身を守る自己防衛と言うところでしょうか。北海道では最近人気の自然現象です」

(自衛なくして、成長なし…。なんと健気な。それにしても、植物から学ぶことは多い)
※なんだぁ、そうだったのか。恥かしながら知らんかった。!それなら一安心。「それにしてもエライ!」急に強烈になった紫外線から自らのカラダを自ら守るなんて…。「アベノミクス」に右往左往する人間共と違って、若い時から何と地に足をつけて生きてるんだろう…
※でも俳人は困るだろうなぁ。「春」と「紅葉」…季語はどうなるんだろう…。調べてみたら、歳時記にはちゃんと春の季語で入ってました。流石!現代人は見逃しがちな自然現象だけど、実は、昔の人は知ってたんだ。う〜む…。