【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 夏至は地方それぞれにあり!

※6月21日(金)は列島が1年でイチバン昼の時間が長い夏至の日だった。だが待てよ、道東は本当にこの日がイチバン長い日なのか?調べてみると道東の天文学的な視点からの夏至は、18日だったことが判明した。

(最低気温8℃、最高気温13℃。夏至でもこの寒さだが、お陰で2週間以上レンゲツツジが愉しめてる)
※道東は列島の東端だから、日の出は早く日の入りも早い。沖縄の那覇より日の出は1時間55分も早く、日の入りだって20分早い。本当の夏至が標準時より3日ぐらい早くて当然だ。列島は地方によって斯くも時差がある。
参議院選挙が迫ってきた。各党は公約づくりに汗をかいてる。だが、4年前の衆院総選挙で民主党が掲げた地方分権道州制の導入の論議が全く聞こえてこないのはどうしたことだろう?

(日に日に濃くなっていく緑の中にひときわ主張するオレンジ色は癒しと元気を与えてくれる)
※当の地方やら、官僚やら、政治家の思惑やらさまざまな抵抗があるようだが、議論はどうやら立ち消えになったみたいだ。自民党も官僚も旧来の中央集権システムの“復興”が都合いいらしい。東北の復興は遅々としてるのに、“中央権力復興”はトップスピードだ。
※モチロン道州制になったからと言って、それが地方にどういう成果をもたらすかは分らない。だが、地方が自立していくための議論は継続していくべきである。

(同じ花でも一輪、一輪色と形状が違う。木が変わればもっとドラスティックに違う!独立してるのだ!)
「地方の自立なくして国はなし」誰かさんのキーワードみたいになっちゃったけど、北海道独立論を唱えた、故松下幸之助翁の薫陶は何処に?松下政経塾出身の政治家の皆さん、“地方の自立”をしっかり議論してください。