【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

好戦的遺伝子撲滅元年!

※遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。

※今年は、元旦からいきなり雪かきでスタート。目覚めると20センチほどの積雪になってたのである。例年、ニューイヤー駅伝観戦で正月を実感してたのに、これじゃ年明けを実感できない。しかも本州の友人の来訪があったりで、年頭所感もないままに9日経ってしまった。
※いつまでもウジャウジャしてられない!というわけで「ことし」についていろいろ考える。アベノミクス、雇用、格差、温暖化、TPP、原発、特別秘密保護法、普天間…。海外に目を向けると「紛争」や「内戦」「テロ」の文字が目立つ。いやはや前途多難である。
※ことに防空識別圏靖国参拝、を始めとする日中米韓、北朝などとの外交問題には大きな壁がそそり立ってる。武器輸出三原則の見直しから、集団的自衛権憲法改正を睨む安倍船長、いや安倍艦長は1億2千万トンの「日本丸」をどう操船しようというのか?

※「利己的な遺伝子」を書いた進化論学者のR・ドーキンスは、進化について面白い説を発表した。『生物には「好戦的遺伝子」と「厭戦的遺伝子」があり、いま優勢な世代は何十世代かでシーソーのように優劣が逆転する』

※もしかしたら、現代は「好戦的遺伝子」優勢の時代かもしれない。だとすれば「厭戦的遺伝子」が優勢になるためには膨大な時間がかかる。だが、両遺伝子は1人の人間の中に共存してるとも考えられる。
※もし、世代論じゃなく個人のカラダの中でのシーソーバランスだとすれば、「好戦的遺伝子」を抑え込むためには大した時間はいらない。しかも、教育によっても抑制できるのは間違いない。

※「ことし」……せめて世界の「紛争」「内線」「テロ」など、血で血を洗う人類の「業」を封印するために「好戦的遺伝子撲滅元年」としたらどうだろう…。いやはや、古希を迎えるにあたっての誇大妄想的な年頭所感を思いついてしまった。いつもながら、反省!

★7日は放射冷却で最低気温が−17℃まで下がった。快晴。真っ青な空の中に雌阿寒岳が浮かぶ。そして道路沿いのヨシには真っ白に霧氷が…。それはそれは幻想的な風景だっだ。
★この幻想風景を皆さんと共有したいなと、撮った写真が例によって操作ミスで消失!奇跡的に上手く撮れたシャッターチャンスだったんだけど…。年頭ブログなのに、残念この上ない!霧氷の写真はまたチャンスがあるだろう。ご期待いただければありがたいです。