【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

この国はどこへ?

※この時期、雪のない湿原道路を通ったのは初めてだ。車を止めて地に立ってみる。氷点下の風が肌を刺す。冬晴れの原野の先に横たわる雌阿寒岳雄阿寒岳…。神の気配がそこここに…。

(左の遠くに見える白い山が雌阿寒岳。右の奥に見えるのが雄阿寒岳。湿原は広い…)
関東甲信は何十年ぶりの大雪が降ってるという。日曜日には東北から北海道も大雪になるという。天気の神様は気まぐれだ。機嫌が良かったり悪かったり…その度に、人間社会は右に行ったり、左に行ったり、振り回される。
※雪と氷がテーマのイベント主催者達はホッとしてるだろう、が、都議選の選挙管理委員会はきりきり舞いだろう。「投票率が限りなく下がる…」
大阪市では、別の嵐が吹きまくってる。はてさて、「日本はどこへ?」湿原の神様(アイヌ語でサルルンカムイ)は、そんなことを考えさせてくれた。

都知事選の投票率は46%、過去3番目の低さだった。2人に1人以上が投票に行かなかったことになる。改めて……この国はどこへ?