【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

凍土地帯!


※最高気温9℃。快晴!「やぁ水仙クン、いよいよ春だね」。アイスランド阿寒にもようやく明るい春の兆しが感じられる。だが、最低気温は−6℃。冷凍庫から完全解放されるのはまだ先だ。

※写真じゃ分らんけど、この水仙の芽の地下3〜5センチあたりはまだツルハシさえ跳ね返す凍土、つまりアイスランドなんである。シベリアなどのツンドラ=永久凍土地帯とは違うが、土中30センチ辺りでは5月中旬ぐらいまでは凍土地帯なんである。

(バックミラー越しの雌阿寒岳。今年の雪化粧のし直しはもう5度目だ)
※北緯43度の春。雌阿寒岳が何度も雪化粧し直しては深化する春。凍土はゆっくり解ける。急ぎはしない。焦りもしない。地下の変化はゆっくりだ。「何もない春」だが、思索にあふれる春でもある。
プーチンもロシアも、凍土から逃れて南を目指すだけじゃなく、もう少し凍土に学んんだほうがいい。そうすれば世界の緊張は穏やかな雪解けになる筈だ。

★今日も雪マークだ。明日からオホーツク方面に取材出張。いやはや、雪はだ丈夫だろうか…。と言うわけで、来週月曜日のアップロードはお休みします。木曜日から再開しますので、ご愛読のほどよろしくどうぞ。