【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 晴れのち雨のちシラカバ花粉!

※25日、日曜日。青空が広がり気持ちのいい朝だった。9:30に家を出て、いつものコースへウォーキング。が、1.5キロほど行った地点で、俄かに雨雲が広がり、やがてポツリポツリと雨が当たり始める。引き返して家へ入った途端、ザーッと本降りになった。

※約20分後、雨の音が消えたので外を見たら何と異様な光景が…。砂を蒔いたように黄色い模様があちらこちらに残されてる。スワッ、超常現象かっ?中国から来た黄砂かっ?ともかく証拠写真を撮ろうっ!さて、この写真を見て、皆さんの推理は如何に??

※思い当たるフシがあった。数日前から、車に砂埃めいた汚れが目立ってた。すぐ傍の中学のグラウンドを整備してたので、西風に乗って飛来した砂埃と思ってた。「それにしてもグラウンドの砂ってこんなに黄色だったっけ?」
※「ありゃ、シラカバの花粉だよ!」隣家のカメラマンが教えてくれた。「オレ、アレルギーがすごいんだ!鼻毟り取りたいぐらいだよ」。「そうかぁ、シラカバ花粉ねッ、それにしてもすごいなぁ。一面黄色だ!」。移住7度目の初夏、初めての体験だった

※「スギ花粉症候群の“避粉リゾート”として阿寒を売り出したらどうでしょう?」罹りつけの医師に話を持ち掛けたのは5年前だった。「うん、でももし他の花粉症も持ってる人だったらどうなるでしょう?」それが医師の答えだった。
※医師の忠告に従ったのは正解だった。アスファルトに残された凄まじい飛散量を見れば、鳥肌が立つ!ただ、鳥肌が立つだけで花粉症に罹らない自分はよっぽどタフなのか、馬鹿なのか…?そうそう、釧路市では“スギ花粉避粉地プロジェクト”を3年前から始めてる。