【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

  [Oh!脳!]

※6日ほど前から雨が降り続いてる。鬱陶しい!寒い!外にも出れない…。気象庁がその存在すらも否定する「蝦夷梅雨」である。こんな時は部屋に引き篭って身近な異星人の生態を研究するに限る。と言うわけで、連日お気に入りの本を読み返してる。
※お気に入りは最後の神秘と言われる「脳」の本。今回読み返したのは、姫野知美(医学博士/心療内科医)著『女はなぜ突然怒り出すのか?』(角川書店)。タイトルからご明察いただける通り、オンナの思考回路を分析した一冊。身近な異星人の思考形態を分り易く解説した名著である。

※「第一章/どうして女はいつもこうなんだ!-男をイライラさせる「女脳の秘密」/女はなぜ、喫茶店で2時間もしゃべり続けられるのか?/女が「私の話を聞いてくれない」と怒り出すのはなぜか?/女はなぜ、男を困らせるわがままをわざと言うのか?」

※不肖ワタクシだけに限らず世のオトコ共が、深〜い疑問を持ち続ける小見出しが続く。何しろ「女脳」を「男脳」は基本的に理解できない。だから「オンナと共に暮らす」ということは、「異次元の異星人と違和感に悩みながら生きてる!」ということになる。
※このことは逆説的にオンナの側からも言える。それなのにどうして♂と♀は一緒に暮らそうとするのか…?ページを繰る度にイチイチ頷きながら、一人の精神神経学者の名前を思い出した。「ローアン・プリゼンディーン」。ハーバード大学教授だ。

(「女は〜」[草思社]  「男脳が〜」[PHP研究所」)
※彼女は、〜脳の変化で見る女の一生〜「女は人生で三度生まれ変わる」という本を書いた。ついでに「男脳がつくるオトコの行動54の秘密」という本も書いた。エール大学でも教鞭をとる[ホルモン・脳内伝達物質関連]の脳科学者の権威でもある。
※いずれにせよオトコとオンナは脳の機能が大きく違う。究極のところ「戦争を好む男脳」「協調を好む女脳」となるという。「Oh!脳!」。だとしたら、世界平和のためにはこれからの日本首相はオンナに頼むしかないっ!ねッ、アベクン!