【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

“AKG8”総選挙を!

※ブラジルで始まった「2014 FIFAワールド杯」が世界30億人をお祭り気分に酔わせてる。が、その陰で空を覆っている不穏で不安定な黒雲の動きが急を告げてる。優勝杯もさることながら地球の行方はどうなるのか?お祭り気分に浮かれてるわけにゃいかない!
※漠とした不穏の雲の最初は、エルニーニョ現象の影響と見られる世界的異常気象だ。大規模な豪雨、竜巻、旱魃などが世界各地で発生し、各国政府は対応に追われてる。日本でも低気圧が停滞、札幌では1883年以降初めてという12日連続3ミリ以上の降雨記録を更新した。

(連日、山並みをすっきり見通せない日が続く。地球はどうしちゃったんだろう…)
※こうした不安定な気象に加えてシリアの内戦の激化、ウクライナと親ロシア勢力との戦闘、イラクイスラム過激派進撃、さらには南シナ海の中国・ベトナムそしてフィリピン衝突、中国機の日本機への異常接近など、戦争の足音が異常に高くなってきてる。
※この不穏は国家vs国家には留まらない。ナイジェリアのボコハラムによる200人以上の女子生徒誘拐事件では、拉致者を奴隷として売り飛ばすとの脅迫が出され、世界中を震撼させた。アメリカでは銃乱射事件が多発、中国では爆弾テロが頻発に発生した。

※国内ではどうか?コチラカセット爆弾事件や小学生誘拐殺人事件、凶悪事件が目白押しだ。逮捕者にかなり共通するのが「誰でもよかった!」のひと言。これは何を意味するんだろう?どうやら暴力による自己主張に歯止めが懸らなくなったと言っていい。
※かつて冷戦の終結は歓迎されたが、それが人間の「獣性」という「パンドラの函」を開けてしまったのかもしれない。世界の警察官アメリカがの衰退を知ったあらゆる勢力が抑制から解放され、「暴力的自己主張」を繰り返すようになったのかもしれない。

(去年、風速30メートルの風で倒れた柳の幹を伐ったが自立再生、葉が繁った!生命力、怖るべし)
※今月、阿寒では中1日を除いて2週間連続雨が続いてる。鬱陶しい、イライラする。AKB48傷害事件の実行犯もこうしたイライラを抱えてたのか?テレビの国会中継を見ながら、ふとキャッチフレーズを思いついた。“AKB48”ならぬ“AKG8”というものだ。
※A=アベ、K=コウムラ、G=ゴリオシ、8=集団的自衛権に関する8要素事例だ。総選挙実施など、もはや一介のアイドルに留まらず社会現象になったAKB48同様、“AKG8”を争点とした憲法改正総選挙実施し、姑息な手段じゃなく正面から堂々と国民主権を問う!
※そういう正直さが社会現象になってもいいかな、と思うのだが…。きっと日本を覆ってる漠とした不安が、少しは解消されるんじゃないだろうか?