【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 第1感!

※大相撲名古屋場所が始まった。ここでは書けないが、どうしても好きになれない力士がいる。と言うよりはっきり言って、嫌いな力士が数人いるのだ。顔や体型など、はっきりした理由があるわけじゃない。彼らのことを知ってるワケでもない。ただ嫌いなのだ。

(今年も子育て奮闘中のシルバーバスト。ようやく胸のウチを見せてくれた。最初に見た時から嫌いじゃなかった)
※「そんな理不尽な!」とご当人は言うだろう。「理由もなく嫌われちゃたまらない!」と言うかもしれない。そりゃそうだ。が、生理が許さない。「嫌なものは嫌!」なのである。すると「嫌」な理由が次々と頭の中に浮かんでくる。
※「四股の形が汚い」「塩の撒き方が雑だ」「肢の恰好が悪い」…こうなるとまさにいちゃもんである。だが、ようやく最近、その原因の結論めいたものに気が付いた。科学ジャーナリスト、マルコム・グラッドウエルが書いた「第1感」である。
※彼は「最初の2秒の〜なんとなく、が正しい」と書いた。第一印象でもなく、フロイト的無意識ともまた違う無意識的な直感がかなり正確であるという。ひょっとしたら最初にその力士を見た最初の2秒に「第1感」が、内に潜む獣性を感じたんじゃなかろうか?

(運動会で長縄跳びに挑戦中の中学生。彼らが大人になった時、集団的自衛権は?「第1感」は強い不安を感じてる)
※力士だけじゃない。そういう人間は周囲に結構いる。政治家や官僚…例えば米元国務副長官アーミテージを最初に見た時にも感じた。不肖ワタクシの「第1感」は好戦的遺伝子や獣性に敏感なようだ。それが正確かどうか、日本政治の今後を見守ることにしよう…。