【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「モン」と「ペイ」の違い!

※茎ごと優雅に揺れるコスモスは、何故だか過去に誘ってくれる。今日誘ってくれたのは、38年前の新宿三丁目居酒屋「火の車」。福島県出身の蛙詩人「草野心平」が開いた店だ。その頃はもう店の主人は元舞台俳優の「テラさん」に換わってた。

※「テラさん」は、何故だか我々コピーライター仲間とウマがあった。で、「火の車」は当然、たまり場となる。午前2時に店に行くこともあった。そこで「テラさん」も加わった青臭い議論が始まる。やがて「テラさん」はダウン。我々はカネを払わず店を後にする…。
※その日、議論になったのは標題の「モン」と「ペイ」の違いだった。「門」と「塀」じゃない!「イナカモン」と「イナカッペイ」の違いだ。延々、侃侃諤諤が続く。この日「テラさん」は、酔い潰れなかった。そして全会一致の結論を得た。

※『自分の故郷を忘れないのがイナカモン』『自分の故郷を忘れてしまうのがイナカッペイ』。この定義は、その議論に参加した全員がいまでも共有してる。ところで、日本にはいま・・・・・・「イナカッペイの政治家は、いねがぁ〜?」