【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 「逆さ線香花火のギフト!」

※「線香花火」は夏休みと切っても切り離せない家庭の花火だが、最近その「線香花火」に大きな変化があるという。中国産に変わって国産人気が戻ってきてるというのである。ウレシイ限りだ。何しろ随分昔から、線香花火と言えば中国産に変わったような気がする。
※だが、その国産線香花火を御中元に送ったと言う人の話を聞いて驚いた。線香花火をお中元に送るというのにも目から鱗が落ちたのだが、もっと驚いたのはその値段、何と国産線香花火の詰め合わせセットは1万円した!とのことだった。

※「線香花火は、家族で行うもの」(フム、フム!)「花火が小さいから皆が膝を寄せ合って風を防ぐ」(そのとおり!)「全員が点火から燃え尽きるまで、線香花火の一生を見つめる」(なるほど!)「その感動を提供するための1万円は高くない」(う〜む…)
※聞けば線香花火の一生は、点火と同時に命が宿る「蕾」→力強い火花の青春時代「牡丹」→火花が飛び出す人生謳歌時代「松葉」→静かに余生を送る晩年「散り菊」の4段階だという。老若男女すべての人生がそこにあるという。
※阿寒では、去年もアップロードしたウドの花が今年も咲いた。今年は去年並みのスターマインタイプから、ちょっと小振りで、まるで“逆さ線香花火”のようである。道端の自然がお中元として贈ってくれた。これなら1万円もしないし、お返しを心配する必要もない…。子供たちは2学期が始まった。

★突然ですが、8月24日(日)午後9:00〜9:49 NHK総合スペシャル番組「神秘の球体 マリモ〜北海道阿寒湖の奇跡」が放映されます。お忙しいとは思いますが、ぜひご覧いただけると幸せです!