【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

  もしも「しも」なら・・・

※今月16日、北海道の屋根「大雪山系旭岳」が初冠雪した。山麓の緑と中腹の紅葉、山頂付近の白と、眩ゆい織模様が空撮のニュース画面に映し出された。そこから直線距離で東南方向約200キロの阿寒じゃどうだったか?「霜注意報」が出てたのである。まだ9月も半ばなのに、初冠雪っ?霜っ?・・・・・・もう冬便りだ。それにしても、今年は早い!

(塗料を塗り替えたばかりのウッドデッキにも白露は降りた。スゴイ量だ)
気象庁は「初冠雪は去年より3日早く、平年より9日早い」と発表。そんなこと言われんでもわかっとるわいっ!ただ、今年の旭岳は10年に1度の「絶好紅葉」らしい。日照と寒暖差が絶ミョーのバランスなんだという。「いい色の赤が出てきた。ゴンドラの中から歓声が上がるほど喜んでもらってます。多分10年に1です度」旭岳ロープウエイ会社では絶景に手ごたえを感じてるという。

(車のフロントガラスは、まるで滝を潜り抜けてきたようだ)
※さいわい阿寒ではこの朝、霜は降りなかった。が、大気中の水分は気温の低下で絞り出され、空気の滴となって地表のあらゆるものに舞い降りた。空気はこんなに水分を吸い込んでいたのか?これが「もしも霜」なら旭岳同様、町中が真っ白に染まってたに違いない!

(ひと足先に眠らせていただきます、「ごきげんよう さようなら」とエゾヤマザクラ
※「冬戦争開戦布告」がわずかでも遅くなったのは、ホッとする。手足が伸びる。リハビリウォーキングへ出かける。「鬼の居ぬ間の洗濯」じゃないが、「冬の来ぬ間の静けさ」があった。

(葉っぱビジネスを思いついた理由がわかる!)
※今月29日、臨時国会が召集される運びになった。政府は安全運転に徹するようだが、不肖ワタクシにとっては再びイライラが募る時間となりそうだ。「冬の来ぬ間の静けさ」と「小春日」が続けばいいんだが。「幼児政権」の成長を期待するしかない。