※元英首相でノーベル文学賞受賞者でもあるチャーチルは、「民主主義は最悪の政治形態らしい。ただし、これまでに試されたすべての形態を別にすればの話であるが。」と名言を残した。逆説的に「民民主義こそ最高の体制」と訴えたのである。
※だが、70年代半ばに、西ドイツのブラント首相が遺したこんな不吉な予言も有名だ。「西ヨーロッパの民主主義はもってあと20〜30年。その後は独裁政権の海に沈みこむことになるだろう」（ニューズウイーク12月8日号）。
(初雪が雨に変わった。が、道路はブラックアイスバーン状態。氷点下でも雨が雪にならない「雨氷」（うひょう）と言う珍しい現象らしい。釧路じゃスリップ事故が100件以上あった）
※どうやら予言は現実味を帯びつつあるようだ。周囲を見回せばアフリカやアラブはもとより、北朝鮮、ロシア、中国など、独裁政権もしくは独裁政権並みの国が増え、さらに、民主主義の砦だったイギリスやフランスでも極政党が勢力を伸ばしている有様だ。
※さて、我が国の民主主義はどうだろう？どうやら暗雲が立ち込めていることは間違いなさそうだ。強権的な政権運営を実施する1強がさらに勢力を伸ばしそうな勢いである。2/3議席を超える巨大与党が誕生するとやりたいホーダイ。暴走ホーダイである。
（自分も危ういところで間一髪、事故を免れた。が、選挙を考えると、ココロは写真のようにガリガリ尖ってる）
※今回の選挙が、後々後悔することにならないか？強権政治から独裁政治への道を拓くことにならないか？因みに独裁的政治を進めるロシアのプーチンは80％の高支持率を維持してるという。チャーチル名言の前半部分、「民主主義は最悪の政治形態らしい。」が文字通りにならないように祈りたい。
★全国的に大荒れの天気。投票率がシンパイだ。やはり、小選挙区制施行以来、最低の投票率になるのだろうか？今回の選挙結果はまだ出てないが、「死票」にならぬことを願うのみだ。
