【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

珍樹の森、珍種の花


(写真を上下逆転したら、菅官房長官が安保法制の質問を突っ撥ねてる時の顔に似てる?)
※例えば、麻生太郎や北側一男など、結構特徴ある顔に似た樹はないだろうか?阿寒は深い森だらけだから相当数多くあるだろう…。そう思って始めたのが「鎮守の杜」ならぬ「珍樹の森」シリーズだった。が、期待した割には笑える樹は多くなかった。
※理由のひとつとして、当地では伐採と植林が繰り返され、味わいある古木が少ないのことが挙げられるかもしれない。また、樹種の多様性に欠けるのも理由のひとつかもしれない。味わいある表情を持つ木は、多様性に富んだ環境で見つかるものだ。

(ははぁ、こんな風に生えてくるんだ。それにしても枝からじゃなく幹から直接、は珍しい!)
※とは言えこれだけ沢山の樹があるんだ、もしかしたら「森を見て樹を見てない」自分のせいかもしれない。そう思い直して今日も出かけてみたんだが、熊が怖くて道路から山の中に一歩入れない。収穫なくして帰ってきた。
※ええい、こうなれば地続きの裏山に何かないかっ?何もなかったが、チョッと気になった枝があった。古木の幹から直接小枝が出てる。まるで子供のようである。なるほど、こんな風にある日突然、枝は生えてくるのか?

(伐り落として身軽にしてあげた方がいいのか、ガンバレと見守る方がいいのか…迷う!)
※暴風雪に耐えかねて枝が折れちゃったにも拘らず、必死で新芽を出してる健気なオンコの木もあった。これらは「珍樹」の仲間じゃないけれど「生きる」意味を考えさせてくれる。

(左が色褪せた花、右が真っ盛りの花)

※「ややっ、突然変異のオオバナノエンレイソウかっ?色が真っ白じゃない!幽かに紫がかってるっ!」こんな発見もあった。が、周囲を見回すと、どうやら突然変異じゃないらしい。単に色褪せたということのようだ。齢で「珍種の花」かぁ!う〜む…。