【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 こんな日はチョッと一杯!

※寒いっ!ストーブが必要である。こういう日はやるせない。で、切り抜きを探してたら面白い記事が目についた。タイトルは『ちょっと一杯 チンパンジーも!』。道新の記事である。サブタイトルには、「習慣的に飲酒」確認 とあった。
※抜きだしてみる。『西アフリカ・ギニアに生息する野生のチンパンジーが、ヤシの木で自然発酵した「ヤシ酒」を習慣的に呑んでいることを京都大などの国際チームが突き止め、英国立協会の学術誌電子版に発表した。

(花が終わり紫紅色に色づき始めたミヤママタタビ。枯れる前には再び白化する)
※チームは、野生の類人猿が長期間、自発的にアルコールを摂取するのを確認したのは初めて、としている』。記事に依れば、ギニアのボッソウ村では住民がヤシの木の上にポリタンクを設置し、流れ込んだ樹液が自然発酵したヤシ酒を回収しているという。
チンパンジー達はそのポリタンクに葉っぱを浸して飲んでたというわけだ。チームは、こうした行動を1995年〜2012年にかけて計20回観察。性別を問わず6歳から50歳ぐらいの大人まで13匹が飲んでいたという。ただ、酔っぱらっていたかどうかは定かじゃない。
※『チームの松沢哲郎・京大霊長類研究所教授は「雌の中年チンパンジーが数分飲み続けた後、気持ちよさそうにゆっくりと歩いていく後ろ姿が印象的だったと話した』。う〜む、サル酒は事実だったんだ。暗雲の垂れ込める朝、チョッとだけ心和む記事に出会った。

(ハコヤナギの木に生えるヤナギマツタケ。いまから約1か月前の写真、緑の色が柔らかい)
※もうひとつ。『イヌ 飼い主に協力しない人嫌い』と言う記事も見つけた。『イヌは飼い主に協力しない人を嫌う』ことを、これも京大大学院の藤田和生教授(比較認知科学)らのチームが実験で明らかにしたという。人の乳幼児やフサオマキザルにも見られるとも…。
※さて、人間はどうだろうか?酒酔い運転を繰り返し、挙句の果てに悲惨な事故を起こすのは、霊長類の性なのか?それともビョーキなのか?そして飼い主に協力しない人を嫌うと言う感情は、人間同士ではグループづくりにどう影響するのか?奥が深い。

★エゾアカガエルのオタマジャクシだが、いつになっても手肢が伸びてこない。何時になったら成人になるんだろう・・・。我が国じゃ選挙権だけ18歳以上に引き下げられたが、成人問題は残ってる。