【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

仰天!“国営放送”出現っ!


(大雨警報、竜巻警報…天候不順が続く。まるで日本の空だ。一時晴れはしたが、冬の時代へまっしぐらの東の空)
※☎ 0570(066)066に何度も電話するが、『ただいま大変混んでおります。そのままお待ちいただくか、暫くしてお掛け直しください』自動応答の乾いた音声が返ってくるだけだ。受け付け時間は午後10:00まで。「相当数の電話が入ってるに違いないッ!」。
※ダイヤルしたのは“NHKふれあいセンター”。番組についての問い合わせや苦情処理部門である。もしかしたら、応答人員を減らしてるかもしれない。4回懸け直して止めた。電話で質問したかったのは「NHKは何時から“国営放送”になったのかっ!」だった。
※戦後70年談話を発表したソーリは8月14日午後9時、「NHKニュースウォッチ9」に出演。河野、鈴木両キャスターを前に、9時から9時42分27秒まで、何と42分27秒もの間、談話の意義を滔々と述べた。「ヤッ、ヤッヤッ、これって番組ジャックじゃないかっ!」

(鬱屈した曇りが続いた後久しぶりに晴れた。が、今後も曇りの日々が予想されてる。不安は続く北の空)
※1時間番組の何と70.8%を独占……“公共放送”が某国のような“国営放送”化しちゃったんである。残りの29.2%は、気象異常185秒、中国天津爆発事故関連98秒、五輪エンブレム問題76秒、スポーツが13分18秒。最後にダメ押しでソーリの談話映像が80秒、流れた。
※実は、12:00の昼のニュースでも、山口県の実家で、父晋太郎の墓へ墓参し、70年談話を午後4:00に閣議決定する決意を語るニュースが3分ほど流されてたのである。かつてこんなことあったかっ?“大本営発表”を報じる如くの、ものすごい肩入れのしようである。
※これに対して「報道ステーション」ではノンフィクション作家「保坂正康」氏が出演。28分間(CMタイム含む)、「言多くして実少なし」として「文言こそ入れたが引用にとどまった。傍観者的であり、自分の言葉でお詫びしていない」と鋭い批判を続けた。
※ま、いつものことながら、総花的、一般論的、情緒的、欺瞞的、一過性的、自画自賛的、独善的なソーリへの抵抗運動は、SEALD'sはじめ、多方面からあるだろうけど、NHKの偏向番組制作の姿勢には仰天、このまま続けるんであれば、本物の“国営放送”である。“国営放送”に視聴料は不要、視聴料を払うのはオカシイっ!不払い運動を展開する必要がありそうだ。

★「70年談話」発表直後の共同通信社の全国電世論調査の結果が発表された。コチラも仰天したっ!何と内閣支持率が7月調査時より5.5ポイント上昇。43%に回復したというのである。個々の設問には賛否それぞれいろいろあるが、日本人の約2人に1人が、[アベシンゾーの大好きな【全体として】内閣を支持すると答えた訳である。
★この内閣は【戦前体制への回帰政権】という評価が内外で定着してる。つまり、あなたがもし不支持なら、あなたの隣の人は支持→【民より国が優先する】→【安保法制は合憲】→【自衛隊は世界のどこへでも派遣できる】→【アメリカを守るためなら金も生命も差し出す】→【戦争できる国になりたい】人なのである。
★我々は310万人と言う戦没者に『二度と戦争しない』と誓ったんじゃなかったか?先人たちは戦後、世界でも初めての理想に挑戦する道を選んだんじゃなかったか。それがいつから2人に1人が、かつてそうだったように【戦争する道】を選ぶようになったのか?
★その意味で、NHKの「国営放送化」は罪が深い。戦前のメディアが通った道と同じ道を辿ってるからだ。この城壁もぶっ壊す最大の道は、やはり視聴料不払い運動しかないっ!