【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

100年継続する感動っ!


(まだ“ゴージャス”と言う草野球チームのメンバー外メンバー。チームには、今年75歳になる現役の“レジェンド”が活躍してる)
※8月20日。列島を歓喜と涙で揺さぶった球児たちの夏が終わった。高校野球100年の今年、記念大会を制したのは45年ぶり2回目、東海大相模だった。161球を投げた小笠原投手が自ら決勝弾を放ち、仙台育英との激戦を制した。優勝旗はまたしても白河の関を越えれなかった。
※勝利した東海大相模の選手の目には涙があった。仙台育英の選手たちは辺りはばからず号泣を続けた。応援席にも、パブリックビューイング席にも大粒の涙があった。それにしてもなぜ高校野球はこうも列島を感動の渦に巻き込むんだろう?キーワードを上げてみた。

(40年間使ったグローブ。まだ立派に使える)
※まず何と言っても『ひたむきさ』である。『一発勝負、明日はない』も大きな要因だ。『汗と涙の表現舞台』『学校・地域を背負う』『チームワーク』『勝利と言う共通目的』『若者の成長プロセス』『歴史と継続』『期間限定』…まさに感動の“創造源”なのである。

(甲子園組の前監督と大先輩からプレゼントされたバット)
※ことに創始100年記念大会の今年は、早実1年生スラッガーの清宮や、関東一の超瞬足オコエなど、開始前から注目を集める選手が多かった。また、春夏連覇がかかった敦賀気比や1915年「第一回中等学校優勝野球大会優勝校」の京都鳥羽など、話題も多かった。

(いかにも軟弱チームらしき帽子。今じゃ“ボケボウシ”として使ってるがが、チームは結構強いッ!)
※1点差は15試合、サヨナラ試合は8試合。第3日は3試合続けて延長となり、うち2試合がサヨナラで決着。第11日は4試合がすべて1点差。敦賀気比明徳義塾早稲田実広島新庄…手に汗握る試合だらけの「第97回全国高校野球選手権大会」は15日間の熱戦の幕を閉じた。
※ところで、創始100年なのに何故「第97回大会」なのか?不思議に思う向きも多いだろう。実は1942年の第27回大会は中止。以後1946年の「第28回大会」が復活するまで、甲子園は開催されなかったのである。空白の理由はモチロン、「第二次世界大戦」!である。

レンゲツツジの木に立てかけてみた。自然と共生してる感じがする)
※いま議論されてる「安保法制」は、斯くあった戦争への道回帰の第1歩。強引な成立は許されない。ところで列島を100年間継続して世間を感動させ続けてきた前述のキーワード、アベ政権にひとつでも当て嵌まるものがあるだろうか?皆無だっ!なのに支持率43%とはっ!絶句っ!
※「他の内閣より良さそうだから」とか「支持する政党の内閣だから」は、個人の選択の自由だからまだしも「首相の人柄が信頼できそうだから」は、オカシイっ!会ったこともない(多分)、議論したこともない奴の人柄を信頼できるんかいっ?支持者も劣化の極みだ!

★60日ルールを使って強引にいまの「安保法案」を成立させれば、アベシンゾーは、お望みの100年の歴史に名を残すことができる。モチロン、岸ジイチャンのヨーカイぶりを引き継ぎ「強引な憲法解釈の変更だけで、日本を戦争できる国に変えた」ソーリとしてだが。

★追)“ボケボウシ”を被ってる限り、当然ユニフォームも保管してる。モチロン、ピチピチで着ることはできない。