【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 いよいよ10℃割れっ!夏終了!


(朝霧が立ち始めた。川霧である。阿寒湖畔から流れ出す水温の低い阿寒川と暖気が交じって発生する)
※当地ではもう冬支度が始まってる。朝の最低気温が昨日は10℃。一昨日は8℃だった。植物は、最低気温が12℃以下になると冬籠りの準備を始めると言われる。その意味じゃ、紅葉が始まってもおかしくない。案の定、釧路からの帰り道、ひと足早い紅葉を見つけた。

(国道沿いの庭のモミジ。ひと足早く紅葉が始まった)
※「夏めく」「夏空」など「夏」の季語は概ねワクワクするのだが、「夏惜しむ」や「夏終わる」などは、何故か哀しく切ない感じが付きまとう。センチが売り物の「秋」よりも夏の終わりのほうがセンチになるのは自分だけだろうか?
※かつて、ハワイアン歌手の日野てる子は、夏の思い出♪と言う歌を、哀愁漂うマイナー調で歌って大ヒットを飛ばした。やはり、夏の終わりは日本人にとって、あるいは恋人たちにとってはセンチメンタルになる季節なのかもしれない。

ヤマザクラだって負けちゃいない。秋に染まる準備をしてる)
※この夏は、これまでとは違う激しい夏だった。台風来襲や数十年に一度の大雨、洪水、土砂災害、突風など、気象被害はモチロン、噴火騒ぎや地震騒ぎも多かった。いやまだ続いてると言っていい。地球の激変が気になるところだが、何と言ってもイチバンの“地殻変動”は、社会気象だ。

(国道の街路樹ナナカマドの実も色づき始めた)
※何しろ立憲主義や民主主義の岩盤が、「憲法9条廃棄教祖」に従うオカルト幹部とその足軽たちによって崩されようとしている。手口はこうだ。まず金を見せて土地を借りる。そこに小さな穴を幾つも開ける。その穴をつないでは大きくする。やがて…。
※土地を貸したほうはその意図が分らず、とりあえず金になるからというぐらいの認識しかない。これって、戦前、岸伸介一派が実行してきた満州における手法じゃないか?戦後70年、ともかく「安保法案成立」を阻止し、「この夏の良き思い出」としなければならないっ!