※結婚式や新婚旅行にハワイを選ぶ日本人はものすごく多い！いやそれどころか、ハワイのリピーターになる中年以降の人もものすごく多い！もっともアメリカ人だってカリブ海に浮かぶ島々同様、この常夏の島が大好きだ。なぜこの島が人気なんだろう。
※ハワイには1795年から約100年間、「ハワイ王国」があった。1840年には国王を元首とする立憲君主制をとり、上院と下院の2院政を敷いた。1881年には日本との日布親善協定を結び、翌年には初の日本人移民団を受け入れている。ここから日本との友好関係が始まった。
※1881年、世界一周旅行の最初の訪問国として来日した国王カラカウアが明治天皇に謁見した際、ハワイ王国の安泰のため、天皇家との婚姻関係を含む日本とハワイの連邦化を提案したが、この提案は実現しなかった。当時の明治政府がアメリカを気遣って断ったからである。
※その後1898年、ハワイはアメリカ合衆国に併合され「ハワイ王国」は消滅した。が、同じ有色人種の日本人の移民は継続された。そうしてハワイはサトウキビなど農産物輸出の島から、観光の島として大人気を博すこととなる。アロハ・スピリットのお蔭だと言われている。
(文字通り白いカサブランカ・・・白い家だ。原産はオランダだが、ここにもアロハ・スピリットはあるっ！）
※アロハ・スピリット…ハワイ語でALOHAは【ALO…『ここに共にいる、体験を分かち合う』OHA…『幸せ・愛・喜び』】つまりALOHAとは『森羅万象・愛と喜びを共に分かち合う』。古来、ハワイアンが脈々と語り継いできた人生を幸せに豊かに生きるための哲学と言うことになる。
※29日は釧路の特養の夏祭りだった。釧路のハワイアンバンド♪ノース・アイランダース＆カイノエ・フラクラブ♪は、今年４回目の慰問を行った。超高齢社会を生きる入居者たちの笑顔を見るたび、アロハスピリットの意味を噛みしめる。
★太古ムーの時代、日本とハワイの先住民は同じ大陸で太陽神を信仰してた。太古の神道と古代ハワイの智慧は同じ源から来ている。歴史に「タラ‣レバ」は禁物だが、もし明治政府がハワイとの連邦化を実施してたら、日本はいま、どんな国になってただろうか？
★いや、連邦化にならなくてよかったのかもしれない。アメリカの併合は熾烈を極めた。日本も同じことをしたかもしれない。かつて、アイヌの和人化政策がそうだったように・・。残念ながらアロハ・スピリットは暴力には無力である。
★さて、我がソーリが強引に推し進める政権運営は、日本人もまだ多少は持ち合わせてるアロハ・スピリットを圧殺しないだろうか？軍や武器など力のみに価値を置く安保法案は、違憲と言う前に、人間の尊厳を脅かしてはいないだろうか？
★SEALD'sをはじめとする多くの人々が声を挙げる最大の理由は、アロハ・スピリットの欠片も持ち合わせない我がソーリの、人間としての欠陥ぶりにあるに違いないッ！と、人生の半分をハワイアンにかかわってきた不肖ワタクシは思うのだが…。
