【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

秋の怪談っ!

※先週土曜日、9月12日恒例の「ひまわり祭り」があった。この祭りが終わると、2つのイベントを残すのみで、阿寒の秋は幕を閉じる。だが、今年は阿寒の秋が幕を閉じるだけじゃない!戦後70年守り続けてきた日本の立憲民主主義も幕を閉じようとしてる。

(20万本のヒマワリが揺れるヒマワリ畑。雨が上がって気持ちがいいが、チョッと寂しくなる)
※それにしても“奇々怪々”な話だ。大多数の憲法学者や歴代内閣法制局長が“違憲”と明言し、60%を超える国民が今国会での成立を否定してるにも拘らず、政権・与党は小手先で単独採決じゃないことを演出しながら強行採決をする予定だ。

(ヒマワリに囲まれて聞くステージは何ともワイルドで癒されるが・・・)
※“奇々怪々”と言えばNHK世論調査内閣支持率の“怪”もある。何とこの時点で支持が不支持を上回った。しかも、支持率は他のメディア等の調査結果を4ポイントも上回った。NHKの世論操作は歴史的な大罪、立憲民主主義破壊者に塩を送った末代までの大罪である。
※“反岸信介60年安保”運動以来、くすぶり続けた学生運動が70年安保へ、そしてその鬱屈したエネルギーがやがて核マルから中核へ、「あさま山荘事件」への流れを引き起こした社会的負の元凶を、岸信介は鼻で笑うだろう。「オレのせいじゃないっ」

(後世、劫火に灼かれるのは誰かっ?覚悟はできてるかっ?)
※孫の「アベ組」組長はすでに「オレのせいじゃないッ」と予防線を張り続けてる。「覇権的な中国のせいだっ!」「独裁将軍がいる北朝鮮のせいだっ」「オレの歴史認識を認めない韓国と韓国民のせいだっ!」で、アメリカに自衛隊の武器と命を差し出すっ。国民の命もだっ!
※誰のせいだ。すべてお前のせいだろうっ!今度こそ責任取る覚悟はできてるんだろうなっ!「責任はすべてソーリである私にあります」なんて口先だけでウヤムヤにでけた今までとは違うぜよ。弾はまだ、どえりゃ〜残ってるんだからようっ!…

(秋は幕を閉じそうなのに、これから咲くヒマワリもあった。今後に期待したいっ!)
※それでも大きな光はあった。SEALD'sの奥田君の中央公聴会での発言である。『あのー、すいません、こんなことを言うのは大変申し訳ないんですが、さきほどから寝ている方がたくさんおられるので、もしよろしければ、お話を聞いていただければと思います』
※この切りだしで始まる彼のスピーチは実に冷静で、論理かつ情熱に満ちたものであり、「アベ組」構成員の政治家たちの知性の欠如がくっきりと浮かび上がった。いやぁ「若者も捨てったもんじゃないっ」どころか、「若者を見習えっ!」だ。涙が出てきそうだ。

★奥田君は最後のフレーズを次のように締めくくった。『政治家の先生たちも、個人でいてください。政治家である前に、派閥に属する前に、グループに属する前に、たった一人の個であってください。自分の信じる正しさに向かい、勇気を出して孤独に思考し、判断し、行動してください。みなさんには一人ひとり考える力があります。権利があります。』

★聞こえてるかぁ、「アベ組長」と「自民党アベ組構成員っ!」。聞こえてたら「早く(なにか)言えよっ」。天罰が降る前のほうがいいぞうっ!コチラはこれで諦めた訳じゃないんだから…。