【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 「爆弾低気圧」の呼び名を変えよっ!

※夜中からモーレツな風が吹き始めた。天気予報どおりだ。24時間で50hPa下がることが予測されてた爆弾低気圧が、北海道にいよいよ近づいてきたわけだ。道東でも最大瞬間風速は35メートルと予想されてる…。
※横殴りの雨、引きちぎられる木々の枝。朝になっても時間と共に猛威は増すばかりだ。ただ、つい先日の竜巻めいた突風とは、様相がちと違う。風の息継ぎか結構長いのだ。しかも始まってからもう5時間も経ってる。

(風の息継ぎを何とか待とうと、長〜い呼気に耐える。枝は引きちぎられてスカスカの山桜)
※雨は止んだ。この後は南寄りから西寄りの風になる筈だ。西からの風は裏山に駆け上がるため、これまでの経験上、ウチの前で渦をまくことが多い。やはり渦を巻き始めた。引きちぎられた枝が吹きだすたびに集まってくる。
※100メートルほど離れた中学のグラウンド脇では直径10センチほどの太い枝が折れて地上に横たわってるのが見える。あの枝が飛んできてガラス窓に当たらないだろうか?ニュースでは列島及び道内の状況が刻々と流れてる。

(白樺も強風をやり過ごそうと必死にかわしてる)
※そういえば、石原裕次郎が主演したの「風速四十米」という映画と歌があった。あれは、中学生の頃だったか?風速40メートルでスリッパをガラスに撃つと貫通するということはその時に知った。
気象庁は「爆弾低気圧」と言うが、与那国島の(台風21号)瞬間最大風速81メートルまで行かないとしても、これは間違いなく「台風」である。だとすればフシギな表現を避け、「爆弾台風」とでも命名すべきである。

(風の道はあるんだなぁ…、ここに自然に吹き寄せられる枝)
※フシギな表現と概念を差し止めたいのは我がソーリの言語感覚も同じだ。本来は真逆の意味の「積極的平和主義」の元に「戦争法案」を「安全保障法制」と言いかえ、「防衛装備技術移転」で武器を輸出する。
※国連演説じゃ、「難民」を「移民」と同じ意味にしてしまった。「積極的平和主義」をまたも言いかえ、PKO活動推進が「軍事とカネ」の話にしちゃった。此奴は変わる地球のことを何も考えちゃないんだろうなぁ・・。