【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

PM2.5飛来!

※中国で発生したPM2.5が画面を騒がせてる。何しろ北京じゃ初めて最高レベルの「赤色警報」が出たという。「いやいや、北京は大変だなぁ…」と他人事で画面を眺めてた。
※が、今後の拡大予測動画が映ると「チョッと待てよっ!」となった。何と、黄色い舌のような動画が北海道めがけて襲ってくる。
※それも札幌など日本海側にとどまらない。釧路、根室、国後までも魔手は広がっていく。まさか煙幕を張ったような北京並みの汚染濃度そのままじゃないだろうけど、それにしても…である。

(美味しいと評判の北海道の空気が、皮肉にも目に見えぬ物質で汚染されてるとは、う〜む…)
PM2.5は物の燃焼等により発生した大気中に浮遊している粒径が2.5μm(2.5mmの千分の1)以下の粒子状物質で、肺の奥深くまで入りやすく、肺がん、呼吸器系や循環器系への影響が懸念されてる。
※映像では、中国駐在の邦人家庭が窓に目張りをしたり、空気清浄機を何台も設置していたり、子供の外出を極力控えさせたり、日常生活にかなり不便が生じてることをレポートしてた。それにしても、である。中国の汚染もさることながら、改めて「自然に国境線は無い!」ことを痛感させられた。北海道付近では高気圧の縁を回る西寄りの風が吹く見込みだったんである。COP21が会期延長の末「パリ協定」を採択した。参加国196か国のすべてが協調して温室効果ガスの削減に取り組む拘束力のある初めての枠組み。世界の温暖化対策は歴史的な転換点を迎えた。果たして温暖化防止は可能なんだろうか?まだ予断を許さない。ただ、世界中が「人類はつながってる」ということに気づいたのは大きいッ!新しい一歩が始まった。これだけは事実だ。