【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

真実は沢山!事実はひとつ!

※雪の中に立つ道路標識の中ほどに、まるで竹取物語のような奇妙に輝く光を発見した。目を疑う光景である。こういう奇妙な現象を見た時、人は何をどう理解するか?
※ある人はSF的怪奇現象と捉えるかもしれない。また、最近流行りのプラズマ現象やオカルト現象を念う人もいるかもしれない。あるいは神の御心が標識に宿ったとする人もいるかもしれない。

(この写真、止まって光ってるが、実はモアモアと揺らいでた。動画だとはっきりするのだが…)
芥川龍之介が書いた短編「藪の中」は、藪の中で見つかった男の死体を巡って4人の目撃者と3人の当事者の証言から真相に迫るというものだった。が、真相は未だに「藪の中」だ。
※この小説は何を物語るのか?結論から言ってしまえば『「それぞれが遭遇した真実」は沢山あるが、「ひとりの男が死んだという事実はひとつしかない』と言うことだ。

(色はドンドン変化、わずか2〜3分の現象だった!)
※では、写真の事実とは何か?いやぁ、実にシンプルだ。夕焼けの西日がウチの窓に反射して、それが道路標識の中ほどにある小さな白い鉄板に投影した。残念ながら怪奇現象ではなかったのである。
さて、甘利大臣である。金は貰ったのか、貰ってないのか、事実はひとつである。「当人だけの真実」は許されないっ!と同時に、政権の「事実隠し」を目論む「独りよがりの真実強弁」も許されないっ!

★甘利大臣、大方の予測を裏切って、辞任しちゃったっ!ビックリポンやッ!こんな【ペンの勝利】は久しぶりだっ!が、会見で大手の記者は突っ込んだ質問は一切ナシッ!同情論さえ生まれたそうだ。
★劣化したなぁ、大手メディアは・・・。もっとも大本営発表を記事にしてりゃ、メシが食えるからそれでいいらしい。だが、ここはメディア各社の経営陣の思惑に逆らっても【ペンの気概】を見せてもらいたいっ!これが始まりの一歩なんだから…。