【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

酷寒NHKに春は来るかっ?

※うるう日の2月29日朝から3月1日にかけて北海道を3つの低気圧が通過、後に根室沖でひとつに合体した。またもや暴風雪警報!当初風はなかったが、24時間で積雪は60cm近くになった。
※その雪が瞬間最大風速30m近くの暴風で舞い上がり始めたのが1日午後。雪は止んだが、地吹雪が始まる。道路にはすぐに50cmほどの吹き溜まりが。警戒のパトカーもスリップして尻を振る有様である。

(1日早朝、6:30。いやぁ、随分降ったなぁ。この後20cm降った)
※夜半には風も治まったが、ホワイトアウト(雪で視界ゼロ)事故や凍結道路でのスリップ多重事故のニュースが続いた。冬将軍の揺り戻しだったが、NHKでも揺り戻しがあったようである。
※17日付けでNHK専務理事を退任した「塚田祐之氏」が経営委員会での挨拶で、籾井会長が就任してからの日々を振り返り、NHKの今後に憂慮を示したことが経営委員会の議事録で公開された。

(雪掻き終えた午後、雪は止んだが地吹雪が始まった)
※塚田氏は「この2年間は、一体何だったのでしょうか、という思いが募っております」と述べたうえで、「会長の就任以来、相次ぐ問題への対応に追われ続け、その場その場の対症療法的な対応を迫られた。その結果、経営として一致して目指す方向をなかなか打ち出せなかった」と指摘。
※「こうした状況だが、NHKは現場の力で何とか役割を果たしてきたと思う。しかし、そろそろ限界に近づいているのではないか」と述べ、経営委に「公共放送の原点に立ってこれからのNHKのあるべき姿と体制をぜひ考えていただきたい」と要望している。(0226道新夕刊NHK退任理事『そろそろ限界』より)

(道路に幾筋も成長中の吹き溜まり。風の道や息継ぎを物語る)
※この挨拶に対して籾井がどんな反応をしたのか知りたい限りだが、何と言っても“籾井冬将軍”を送りこんだのは“アベ正恩”である。ま、徴兵制導入しか脳にないご当人は「オイラ、そんなこと知ら〜んもんね」とトボケルだろが、実はメディア支配を目論む邪悪な輩と言うことがよく分る…。