【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

“国民”と“市民”の違い!

※ウォーキングしてたら、いきなり道路脇の草むらからバサバサと大型の鳥が飛び立った。見れば緑っぽい羽根をしてる。「キョッ、キョッ」という特徴ある鳴き声!「ヤマゲラだっ!」。

(牧場脇の道路で見かけたヤマゲラ。頭に赤い筋が入ってないので♀らしい。写真は5年前の5月)
※隣人にこの話をしたら「ああ、アオゲラねっ」と答えが帰ってきた。はて、ヤマゲラとは違うアオゲラって啄木鳥もいるのか?帰宅して調べたら……両方いるっ!じゃ違いはっ?
※嘴の黒線だとか、腹部の斑点など、結構あるようだが簡単なのは薄黄緑色の啄木鳥を北海道で見たらヤマゲラ(本州にはいない)、本州で見たらアオゲラ(北海道にはいない)ということだった。
※ところで「国民の命と財産を守る」安保法案が施行された。この、ヤッコサンが極めて頻繁に使う「国民」とは誰を差してるのか?そもそも国民は何者なのか?で、広辞苑を引いてみた。

(ウチの庭にもやってきた。見にくいだろうが舗装面の中に薄緑の羽が見える)
※【国民】➀国中の民。くにたみ。➁国家の統治権の下にある人民。国家を構成する人民。国籍を保有する者。
 『国権に服する地位では国民、国政にあずかる地位では公民または市民と呼ばれる』とあった。※なるほど、国政に関しては“市民”なのかっ!3年来のモヤモヤがすっきりした。「アベ組長」が「国民」云々と言った時、「違うよ、オイラは市民だ。アンタが言う国民じゃないっ」と言えばいいんだ。
※自分は彼らが推し進める「国家統制主義」の輩に国民とは呼ばれたくないっ!「立憲民主主義」を第一とする市民であるっ!ヤマゲラアオゲラの違いは極めて貴重な示唆をしてくれた!