【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

1日早く、祈りは届くかっ?

※阿寒にも春が来た。山野から芳醇な恵みが次から次へと届く。アイヌネギ(ギョウジャニンニク)、フキノトウ…その恵みを少しだけお裾分して頂き、天婦羅にした。食卓に野の香りが溢れるっ!
※天婦羅の語源には諸説あるが、➀ポルトガル語の調哩の意 ➁スペイン語 の天上の日(魚肉の揚げ物を食べる日 ➂ポルトガル語またはスペイン語の templo (教会・寺院の意)などが有力らしい。
※ワタクシは語源をTemple(教会)説と覚えてたので、この春の貴重な贈り物を噛みしめつつ、重大な事柄の解決をTempleにお祈りした。この1週間心にのしかかってる二つの事柄である。

(左アイヌネギは貰い物。右フキノトウは裏庭から。惣菜費は衣とタレ、ケチャップのみ)
※ひとつ目は言うまでもなく、悲惨な熊本地震の早期収束。ふたつ目は北海道5区補選の野党共闘勝利である。人道的見地に立てば、いずれも極めて待ったなしの重要な案件である。
NHKは現地の悲惨な状況を報道するが、山口豪雨時の激甚災害指定との違いには沈黙。地元民放は自民VS野党共闘の拮抗情勢を伝えるが、これまた及び腰である。どちらも官報報道に近いッ!
※流石に野の香りには癒しがある。「安心なさい。少なくとも君が死ぬまでは癒しは芽を出すよ…」そんなことを語りかけくれるような気がする。が、祈りが届かないこともある。結果は待つしかないか?

(健康番組からヒントを得たケチャップが意外に美味いッ!)
※余談だが「天麩羅」と言う当て字は、江戸時代のコピーライター山東京伝が「天竺浪人がふらりと江戸に出て始めた揚げ物」として創出したという説がある。流石に大先輩は物語の創出が上手い!
※これも余談だがコチラでは薩摩揚げも「天麩羅」と言う。『薩摩揚げ薩摩揚げでしょうっ!』が、これに関する物語はつくられてない。ともかく、祈りが通ずることを願って、早だしアップロードする!今日はこれから釧路だ。


★4月25日(月)6:00
※祈りはふたつとも届かなかった。24日、熊本の有感地震は15回に達し、22:27には鹿児島県トカラ列島で震度4、その後も震度4を繰り返した。震源は南、つまり川内原発の方へ広がってる。

北海道5区補欠選挙自民党が勝利した。野党共闘は12,352票届かなかった。投票率は57.63%。100人に44人は投票に行かなかったっ!結局は、暴挙を繰り返す現政権を支持したのである。この先に何が待ってるのか…。無力感、絶望感に苛まれてる。