【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 “THE END of ABENOMICS?”


北海道5区補欠選挙は自公大地連合が12,352票差で勝った。もしかしたら…とも思ってた身には残念な結果となったが、[NHK NEWS WEB]の出口調査が面白い投票分析を発表した。
※同調査によると投票を終えた1292人の【政権運営評価】は「評価しない」が53%「評価する」が47%。【重視した政策課題】は「景気対策」が54%でもっとも多く、次いで「安全保障」が27%。
※「子育て支援」16%「TPP」3%だった。「景気対策」と答えた人の70%が和田氏(自公大地)に投票「安全保障」の60%余り「子育て支援」の70%余りが池田氏野党共闘)に投票したと答えた。
※ここで興味あるのが【政権運営】は評価しないが【景気対策】には期待するという結果である。明らかな矛盾になってるのだが、藁をも掴む気持ちで【景気対策】に期待をかけたんだろうか?

(シンプルでインパクトある表紙デザインが意味するメッセージとはっ?)
※実はその藁にも縋る気持ちに水を差すのが、「ニューズウイーク4月26日号」の表紙。ニューズウイークは“THE END of ABENOMICS?”のタイトルで、大々的に「アベノミクス」を検証した。
※サブタイトルには、<日本経済と禁断の金融政策〜世界にも広がるアベノミクスへの不満――マイナス金利に続くのは「ヘリコプターマネー」か>とある。つまり、アベノミクスは世界の国々から、“失敗”と捉えられてるのだ。

(他号の表紙と比べると、デザインインパクトは際立ってる)
※同誌は指摘する。「3本の矢のうち唯一機能してるのは“黒田バズーカ”と呼ばれる金融政策だけだ。が、マイナス金利の「被害者」である邦銀トップは、マイナス金利に懐疑的と発言。銀行以外の市場関係者も疑問視している」
※つまり経済対策が世界の国々から見たら芳しくない「政権」に、皮肉にも北海道5区の住民は身を委ねたワケだ。さて、この結果はどうなるのか?北海道5区の住民は自らの責任を問われることになる。

★いつも拙ブログにご訪問ありがとうございます。ゴールデンウイーク中、在京時代親しかった友人一家及び友人夫妻が「道東方面探検ツアー」で断続的に来寒します。専らガイドに徹するので、ブログは5月第3週中頃までお休みします。ガイドを解任された後、再開しますのでまたご訪問をよろしくお願いいたします。よいゴールデンウイークを!