【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

ブラックアイスバーン!

※「初日の出」「初夢」など「初」の字には、はじめてとの意もあって、何となくウレシイような、オメデタイようなニュアンスがあるが、「初雪「初積雪」にはユーウツさが伴う。

(キタキツネ。撮影11月5日6:00)
文化の日、釧路は「初積雪」だった。「初積雪」・・・こういう日は本当にアブナイっ!道路は、一見雨が降ったように薄いシャーベット状となってるが、実はツルツルのアイスバーンなのである。
※ブラックアイスバーンと言う。ここを運転するのはまさに氷の上を革靴で歩くようなもので「初積雪」の時期は鬼門。案の定、釧路じゃ10件ほどのスリップ事故が報道された。

※ブラックアイスバーンは『隠れ危機』と言っていい。地雷源みたいなもんである。写真のシャーベット状の雪に隠された黒い色、これが「隠れ危機」のブラックアイスバーン
※こんな日は、不要な限り車を運転しちゃいけない。引篭もるに限る。猫と遊んでるのがいい。内田百�瑶の「ああノラや」ジョータイがいい。外に目を向けないのがいいッ!


※だが、ふと気が付くと、思考はブラックアイスバーンに戻ってる。どうも、我々はブラックアイスバーンの道路を走ってるんじゃないか?
※しかもその製造元は、世界の政治気象じゃないか?韓国にしろ、アメリカにしろ、中国にしろ、北朝鮮にしろ、ロシアにしろ、我が日本にしろ…。いやいや、気が重いッ!

★北海道じゃトンデモナク早く冬将軍の襲撃にあってる。この異常な気象、今後どうなるんだろう。政治気象でも世界は異常気象だ。人類が築き上げてきた民主主義や立憲主義、そして資本主義までも壊れようとしてる。“人類内部崩壊”・・・ブラックアイスバーン・・・そんな声が聞こえてくる。