【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 “富貴の党”

※雪解けの頃になると最初に緑の色を見せてくれるのはフキノトウだ。この柔らかな草緑色が北国の人々にどれだけエネルギーを与えて呉れるか、都会の人にはなかなか分からない。

※蕗の薹は単なるフキノトウにはあらず、人の心に希望の道を広げる“富貴の塔”なのである。その“富貴の塔”が大量に、しかも国道の中央分離帯にも頭をもたげてる。

※こうなると、北國に棲息するすべての生き物の手足は伸びてくる。福寿草はお花畑をつくり、シジュウカラやコガラもつるんで飛び始める。


※名のわからない鳥や、ネコだって“生きてること”に歓びを感じてるみたいだ。が、何と言っても一番喜んでるのは人間たちだろう。
※冬の間、まったく見かけなかった老たちがどこからか湧いてきたように、ウォーキングに精を出し始めるのだ。その意味では“富貴の塔”の力は神より強いッ!

※ふと思った。“富貴の塔”は“富貴の党”とも書ける。自由の欠片も失っちゃった“自民党”、民よりはるかに遅れてる“民進党”など、市民に希望を提供できる“富貴の党”として機能してるだろうか?自民党、隠れ自民党など、戦前の“風紀の党”を当たり前の如く標榜し始めた。この70年は何だったんだろう。

※国民の下僕である筈の政治家は、選ばれた者=すなわちエライ者とカン違いしてないか?人としての資質が問われる。どうやら民主主義も世界中。大掃除が行われる時期が
(何と言う鳥か分らない。ガラス窓にぶつかって気絶してたようだ。春ボケか?)
近づいてきていそうだ。

(やはり陽の光は気持ちいいらしい。お気楽三昧)
(名前を呼ぶと、面倒くさそうに尻尾だけで返事する)