【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 さて、来年の一字は・・・


(薪ストーブの焔は身体と家、そしてココロを温めてくれる)
※午前2:00覚醒。午前2:30起床。洗顔。おにぎりの朝食。午前3:00。目覚まし時計は鳴らない。同居人を起し、荷物、チェック。車のエンジンかける。荷物、積みこむ。
※午前4:00。出発、除雪なしの道路へ乗り出す。エアコン、全開!目指すは標茶(しべちゃ)の親戚。今朝は湿原道路の凍結が怖いから遠回りして90kmほどになるだろう。

※昨日の雪は除雪されてはいるが案の定、凍結路面。「夜中は滑らないから大丈夫!」とは言え、時速60km程度に抑えて慎重運転。エアコンは全開なのに窓の結露が凍ってくる。恐らく−20℃近くなんだろう。予定通りピッタリ5:30、標茶到着。すでに先着の車が2台あった。

※目的は?そう、年一度の恒例一族一大イベント餅つき大会だ。去年の今頃は入院してたから自分にとっては2年ぶり。餅はすでに10枚ぐらい搗きあがってた。


※主催者のアニキは笑顔で迎えてくれたが、目は「遅いんだよ」と言ってる。聞けば、息子の嫁一家が昨夜から泊まりこんで1:30から搗き始めたという。次々と車が集まってくる。
※6:00には総勢22名になってた。搗く量も、今年はどうやら去年より10kgほど多いらしい。搗き手は30〜40代の甥っ子たち。札幌から駆けつけた一家もいる。餅つき文化は完全に継承されてる。

※ひと臼ごとに搗き手が変わる中、年長の「ノキ」がふと「誰が米を搗いて食うことを思いついたんだべか?初めて考えた人はえらいなぁ」と漏らした。一同「んだ、んだ」!
※「やっぱり此処じゃ今年の一文字は『北』でなく『餅』だべさ」とアニキ。これにも一同「んだ、んだ!」。

※さて、『疑』に明け『疑』に暮れんとす今年。じゃぁ、来年の一字は?やっぱり『餅』だべさっ!「んだ、んだ!」


(搗きたて納豆餅)(搗きたてキナコ餅)