【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「ニュース」

※10月23日、政府から「シリアの反政府軍に拘束されていたジャーナリストの安田純平氏が解放された」と発表があった。その後のメディア及びネット上の騒がしさはご存知の通りだ。ともかく、日本は「安田解放ニュース」一色に染まったといっていい。

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※ところでこの、日常的に使うこの「ニュース」という言葉だが、不肖ワタクシは英語で「NEWS」(新しく起こった事々)と解釈してた。ところが、日本の英知「池上彰」氏によると、もうひとつの解釈の仕方があるんだそうだ。それはーーーー

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※「North」「East」「West」「South」の頭文字を取った略語、つまり「東西南北」で新しく起こった事々のダブルミーニングと言うわけであ。なるほど、そう解釈すれば科学から事件、事故、歴史的発見、気象情報・・あらゆることが「NEWS」となる。

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大雪山で初冠雪があったのも「NEWS」エルニーニョが発生したのも「NEWS」、阿寒で初霜が降りたにもかかわらず紅葉が地を燃やし続けてるのも「NEWS」だ。

※どうやら、最近の人類は「NEWS」が主食になったらしい。それほど「NEWS」は、人類生存のエネルギー源に欠かせないものとなった。それが幸福をもたらすのか、崩壊をもたらすのかは分らない。

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★安田氏を巡っては、いつもと同じように相変わらず「自己責任論」が声高に叫ばれてる。ま、こういう不毛の議論はもう止めにしたい。安田氏は不肖ワタクシの故郷の地方紙「信濃毎日新聞」の元記者だったが、そういう判官贔屓を抜きにしてもウレシイ「NEWS」として歓びたい。「エライ、3年4か月もの間よく耐えて還ってきてくれた!」