【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 “逆戻りした冬の時代→春の時代へ”!

※北国でも足早に春がやってきてる。フキノトウが咲いてることは以前書いたとおりだが、チョッとだけお裾分けを、ということでこの春の使者を裏庭からチョッピリ採ってきた。


※フキ味噌や薬味として春に浸るのもいいが、この日は定番の天ぷらに。口に入れると幽かな野の香りと仄かな苦み。う〜ん、まさしく春だ。全身が厳しい冬からの解放を喜んでる。
※春に酔い痴れた一夜を過ごした翌朝(土)目にしたのは写真のような光景だった。冬将軍が戻ってきたのだ。本州ではもはや散ってしまった桜だが、コチラの桜は雪で満開だった。

※冬将軍はやはり強い!世の中誰も逆らえない“1強”だ。樹々は頭を垂れ、ひれ伏し、口をつぐんでる。ヤマザクラも着氷の華を咲かされても文句を言わず沈黙するばかりだ。

※冬将軍には誰も勝てないっ!どんなに吹雪かれようと、極寒に晒されようと、時間が過ぎるのを待つしかない。そう、森友、防衛省文科省・・・最近の官僚たちに似てないか?
※戦前の“一億総冬の時代”へ回帰を目指す冬将軍に、頭を垂れ、ひれ伏し、口をつぐむ…。果ては冬将軍を護ろうとして討ち死にする輩、将軍の威を借る輩も続出する。


※同じような背景を持つレスリング協会は第三者委員会による調査結果を受け入れ、パワハラを認めた。さて、冬将軍の威を借る自民党はどうする?官僚たちはどうするっ?

※全ての疑惑を第三者の判断に身を委ねる潔さはないんだろうなぁ…。やはり春の到来じゃなく、一同こぞって“戦前の冬の時代へ逆戻り”したいのかなぁ…。

★が、昨日は一時、雪じゃなく雨が。そしてウレシイことに雨上がりには道路から靄のような蒸気が立ち昇ってる。気嵐みたいでなかなか神秘的、春先によく見られる光景だ。

★ふと、気が付いて裏の山際まで行ってみた。「出てるっ!出てるっ!」。アイヌネギ(ギョウジャニンニク)が発芽してたのだ。冬将軍撤退は間近だ!民の良識の大うねりと事実解明の要求が、冬将軍を今すぐにでも押し戻し、撤退させることを信じたいっ!

(フキノトウと同じく春を告げる使者だ。北国の人々は凍えた手足を伸ばし始める)