【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 『大花延齢草』!

※写真の群落をなす白い花の名をご存知だろうか。漢字で書くと『大花延齢草』。が、一般的には、カタカナで『オオバナノエンレイソウ』と表記される場合が多い。


(裏庭のオオバナノエンレイソウの群落、手前はニリンソウ。コラボは贅沢だ)

ユリ科の一種。北海道では新緑を際立たせてくれるウレシイ花だ。が、その一生は人の一生同様、結構不思議だ。というのも、この花は開花までに10〜15年もかかるのだという。
※さらに、その後最低でも10年間は毎年花を咲かせ続けるので、1個の種子が芽吹いてから枯死するまで寿命は20年〜50年と考えられてるらしい。ほら、人生50年時代と似てるでしょ?


(清楚。あと半月ほどは山の中まで「白と緑のお花畑)

※だから『延齢草』、つまり「寿命を伸ばす草」というわけ。ところが不肖ワタクシは、この花を『大花の艶麗草』とカン違いしてた。どう見ても『艶麗』よりも『清楚』なのに…。
※あぁ、無知モーマイ。浅学菲才を恥じるばかりだが、新しい表記を知ると花の見方が急変した。「こんなに清楚なのに、結構したたかなんだなぁ」「見た目はなよなよしてるけど、芯は強い―――そういう人間もいるよね」


(タラノメもミツバもヨモギもホンのチョッと早かったが…)
※写真の群落の中には、タラノメやミツバ、ヨモギニリンソウ、そして地元でカイグサと呼ぶ怪しげな草(ひょっとしたらハマボウフウ?)などが有り余るほど隠されていた。
※この山の恵み、天の恵みを少しだけお裾分けしてもらうことにした。幸い、最近いろいろなものが食可能になってきたので、山菜の天婦羅三昧を味わうことにしたのである。


(山菜の天婦羅うどんもいいなぁ。次はそうしようっ!)

※やはり、野の香りがした。都会や都市にはない贅沢がある。指定難病での入院以来、3年ぶりの山菜だ。あまり命が伸びても困るけど、『大花延齢草』には、チョッと感謝!

★それにしても日本人はタフだ。モリ・カケ、日報、セクハラ、改ざん…この3年ほど黒い霧だらけの空模様でも、ビョーキを発症しないんだから…。ただ「不定愁訴」は明らかに増してる。JNN世論調査でも内閣府不支持率が57.7%になった。生産性は落ちてる筈だ。

★いい加減に「ウミの素」が何なのかをはっきりさせよ、シンゾー君!野党の諸君も、もっと鋭いメスでウミの素を切開せよっ!・・・と強く思ってたら、愛媛県から新たな文書が出て来たね。

★さて、ウミの素に一歩近づけるかっ?政権支持者は、ウミの素が判明しても優しく支持し続けるのか。支持者の若者たちよ、自分のことだけじゃなく、よく考えなさいっ!